田舎コンビニ勤務ホラー『HELLMART』発表。普通の店が夜は一変、“客に化けた怪物”を暴いて生き延びる
GAZE IN GAMESは6月26日、コンビニ経営ホラーゲーム『HELLMART』をSteam向けに発表した。ゲームは日本語表示に対応する見込みだ。

デベロッパーのGAZE IN GAMESは6月26日、コンビニ経営ホラーゲーム『HELLMART』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。
本作は、24時間営業のコンビニの店員として働く作品だ。昼間はありふれた日常の様子であるが、夜になると悪夢のような展開が待っているという。

『HELLMART』の舞台となるのは、雪深い閑静な町の道路沿いに存在する小さなコンビニだ。人付き合いから逃れ、楽に稼ごうとこの町にやってきた主人公は、コンビニで日夜働くことになる。昼間には、レジ打ちをして接客したり、棚の商品を補充したりといった仕事をこなす。毎日の売上ノルマを達成することが目標となり、そのためには客に愛想良くしたり、店内や周辺を清掃したりといったことも大事になるようだ。
ただ、日が暮れると怪しい雰囲気に包まれ、状況は一変する。この土地には邪悪な存在が潜んでおり、客の姿に化けてプレイヤーを騙し、コンビニ店内に侵入しようとしてくるという。そこでプレイヤーは客とやり取りをして、誰を店に入れるのかを決めなければならない。売上ノルマがあるため、おそらく全員を突き返すということはできないだろう。


夜に訪れる客の中には、おかしな言動をする者がいる模様。ある客は、スライスするとうめき声をあげるパンを昨日購入したと言って、ふたたび買い求めにくる。それに対しプレイヤーは、素直にパン売り場を案内するのか、喋る商品など売っていないと断るのかを選択。こうしたやり取りを通じて、本物の人間かどうかを見極めることになるのかもしれない。一方で、この時間帯の外は非常に危険であり、入店を断った客はいわば見捨てる格好になる。
本作では、プレイスタイルによって客の行動が変化し、同じシフトは二度とないという。もし邪悪な存在の入店を許してしまうと、異形の怪物に襲われることに。公開された以下のトレイラーでは、狭い店内でステルスゲームのように怪物から逃げ惑い、斧を手に立ち向かおうとする様子が見られる。
このほか、邪悪な存在を店内に入れないためにドアにバリケードを築いたり、監視カメラで店内の様子を確認したり、必要な物資を購入したり、店をアップグレードしたりといった要素も存在。そうして夜を生き延びることを目指すのだ。
『HELLMART』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。