Wright Flyer Studios/Keyは11月7日、「ヘブバン情報局Vol.83」を放送した。本番組では、『ヘブンバーンズレッド』の今後のアップデート内容を紹介。その中で、サービス開始より初めて追加される新ロール「ADMIRAL」が、本日11月8日より同作に登場することが発表された。
『ヘブンバーンズレッド』は、Wright Flyer StudiosとKeyが企画・制作、麻枝准氏がメインシナリオを手がけるRPGだ。iOS/Android向けに2022年2月10日より配信開始。PC(Steam)向けには同年8月10日に配信開始された。本作の舞台は、キャンサーと呼ばれる謎の生命体に襲撃され、人類が窮地に陥った地球。人類は絶体絶命の最中、キャンサーに対抗しうる新兵器セラフを開発し、その使い手となる少女たちは戦いに身を投じることになる。
本日より登場した新ロール「ADMIRAL」は、新スタイル「[ヒビケ・Battlecry]蒼井えりか」に付与されているロールである。ADMIRAL(提督)という名称のとおり、部隊を指揮する役割を得意とするロールとなっている。通常攻撃の代わりに指揮行動を使用する点が、これまでに登場しているロールと大きく違っている部分だ。指揮行動やスキルによって、部隊の味方全体を支援することが得意なロールであるようだ。
『ヘブンバーンズレッド』初のADMIRALである「[ヒビケ・Battlecry]蒼井えりか」は、強力な支援能力をもつスタイルだ。ロールアビリティの指揮行動で前衛の味方の攻撃力を上げたり、味方全体の回復をしたりすることが可能。さらに、専用パッシブスキル「鬨」によって、味方全体のクリティカル率を常時100%アップさせられるほか、スタイルを強化していけば、味方全体の消費SPを減らす専用アビリティを習得するなど、部隊に存在するだけでもほかの仲間の能力を引き出してくれる存在だ。ただし、強力な支援能力をもつADMIRALは、部隊に1体しか編成できないようになっている。1部隊に2人の指揮官は存在できないということだ。
なお、先日より開催されている「ヘブバン1000日感謝祭」の追加キャンペーン第2弾が、本日より開催中だ。ADMIRALの追加もそのひとつとなっているほか、3000クォーツがもらえるログインボーナスの開催や、新コンテンツ「セラフ遭遇戦演習」の追加、マスタースキルを習得できるキャラクターの追加などがおこなわれている。
また、「ヘブバン情報局Vol.83」では、『ヘブンバーンズレッド』のメインストーリー第5章中編「世界の終わりと白の呪文」の配信予定日も発表された。第5章中編はPart1とPart2の2部構成になるそうで、Part1が12月13日、Part2が2025年2月21日配信予定であるそうだ。なお、本作のプロデューサーを務める柿沼洋平氏によると、第5章中編が2部構成になったのは、制作工数が膨らんでしまったことが大きな理由であるそうだ。ストーリーも演出も作り込まれているそうなので、まずはPart1の配信を待ちつつ、配信まで部隊の強化に勤しみたい。
『ヘブンバーンズレッド』はPC(Steam)およびiOS/Android向けに基本プレイ無料配信中。