レーシングアクション『はしれへべれけ』のリメイク版『HASHIRE HEBEREKE: EX(仮題)』制作発表。新キャラなど追加しオンライン対戦にも対応へ

グラビティゲームアライズは7月19日、『HASHIRE HEBEREKE: EX(仮題)』を制作するとし、サン電子株式会社のゲーム部門SUNSOFTとグローバルパブリッシング契約を締結したと発表した。

グラビティゲームアライズは7月19日、『HASHIRE HEBEREKE: EX(仮題)』を制作するとし、サン電子株式会社のゲーム部門SUNSOFT(サンソフト)とグローバルパブリッシング契約を締結したと発表した。

本作は、SUNSOFTが手がけ1994年にスーパーファミコン向けに発売されたレーシングアクションゲーム『はしれへべれけ』のリメイク版だ。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switchで、2025年のリリースを予定している。なお現時点で価格は未定。

オリジナル版『はしれへべれけ』のスクリーンショット
Image Credit: プロジェクトEGG


オリジナル版である『はしれへべれけ』は、“早すぎたメトロイドヴァニア”としても知られる『へべれけ』をもとにしたレーシングアクションゲームだ。主人公のへべや、おーちゃん、ぢぇにふぁー、すけざえもんなど8体のプレイアブルキャラクターが登場し、さまざまなステージにて彼らが走ってレースを繰り広げる。キャラクターごとに走力やジャンプ力、泳力などのステータスが異なるほか、固有の必殺技も存在。また、レース中に獲得できるアイテムを使って、ほかのプレイヤーを妨害したり、足が速くなるなどのサポートを得たりできる要素も用意されている。

今回発表されたリメイク版『HASHIRE HEBEREKE: EX(仮題)』は、韓国に拠点を置くCRT GAMESが開発を担当。まだ具体的なゲーム内容は披露されていないが、原作を継承しつつも、新たにタイムアタックモードや新規キャラクター、新ステージを追加するという。最大4人でのオンラインマルチプレイにも対応するとのこと。またグラビティゲームアライズは、自社が保有するグローバルビジネスのマーケティング、地域ローカライズ、運営機能のノウハウを最大限に活用して本作を成功に導くため、SUNSOFTとの戦略的協力関係を推進していくとした。


近年SUNSOFTは、往年の作品を復刻するほか、『いっき団結』や『へべれけ2』などシリーズの新作開発にも積極的。ちょうど昨日には、『ギミック!』シリーズの新作『Gimmick!2』のゲームプレイ映像も披露されたばかりだ(上の投稿)。今回発表された『HASHIRE HEBEREKE: EX(仮題)』は、そうした取り組みの一環ということだろう。

『HASHIRE HEBEREKE: EX(仮題)』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに開発中。発売時期は2025年を予定している。

【UPDATE 2024/7/19 13:17】
発売予定時期を追記

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

記事本文: 6874