RTSシリーズの続編『Halo War 2』が2016年秋にWin10/Xbox Oneでリリースへ。開発は『Total War』のCreative Assembly

Microsoftはgamescom 2015のプレスカンファレンスにて、RTSシリーズ最新作となる『Halo Wars 2』を正式発表した。

Microsoftはgamescom 2015のプレスカンファレンスにて、RTSシリーズ最新作となる『Halo Wars 2』を正式発表した。2016年秋にリリース予定、対象プラットフォームはWindows 10およびXbox One。開発には343 Industriesに加え、大規模な戦闘を描くRTS『Total War』シリーズの製作陣として知られるCreative Assemblyも参加する模様だ。

『Halo Wars』は2009年にリリースされた『Halo』シリーズ初のRTSタイトルだ。USNCとコヴナント軍の戦いを描く内容で、最大3vs3の対戦に対応。『Halo』シリーズのさまざまなユニットや基地、神殿などが登場するほか、コントローラーに則した操作形態が盛り込まれている点も特徴である。開発を担当したのは『Age of Empire』シリーズを生みだしたことで知られる米国のスタジオEnsemble Studiosだが、同スタジオは『Halo Wars』の発売後に閉鎖されている。今回の続編にて開発のバトンを受け取ったのがCreative Assemblyというわけのようだ。

ゲームプレイに関するて詳細は明らかにされていないが、YouTubeの説明箇所では『Halo Wars 2』には「早いペースのアクションと大規模な戦闘、完全に新しいHaloストーリー」が存在するとされている。『Halo Wars』ではコヴナント側のみリーダーユニットが存在する特徴があり、トレイラー中に登場するブルートがそれに当たるのかは気になるところだ。なお初代では、USNC側はリーダーユニットが存在しない代わりに、強力なリーダーパワーを使用できるという特徴があった。

初代『Halo Wars』はコンソール向けに開発されたRTSという異色の存在であり、さらに吹き替えまで収録した丁寧な日本語ローカライズのおかげで、国内でもある程度の知名度があったといえるだろう。今回発表された『Halo Wars 2』が同様に日本へと上陸するのか、またWin10が対象プラットフォームになったことによりどのような変化があるのか、今後の続報に期待したい。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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