日本のアニメ風SFアドベンチャー『機動戦艦ガンドッグ 太陽系物語』来年2月20日配信へ。宇宙パトロール艦に迫る脅威、乗組員たちとの交流&探索で手がかりを集める

Astrolabe Gamesは9月6日、『機動戦艦ガンドッグ 太陽系物語(Stories from Sol The Gun Dog)』を、2025年2月20日に配信すると発表した。宇宙を舞台に謎を調査するSFビジュアルノベルだ。

パブリッシャーのAstrolabe Gamesは9月6日、Space Colony Studiosが手がけるSFビジュアルノベルゲーム『機動戦艦ガンドッグ 太陽系物語(Stories from Sol The Gun Dog)』を、2025年2月20日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4で、ゲーム内は日本語表示に対応する。

本作は、宇宙を舞台に謎を調査するSFビジュアルノベルだ。そのビジュアルスタイルは、日本のアニメ作品から影響を受けているという。


『機動戦艦ガンドッグ 太陽系物語』では、環太陽系大戦が終わってから4年余りになる星暦214年の世界を舞台に、大戦ですべての仲間を失った主人公が、木星軌道パトロール艦「ガンドッグ」に派遣。謎のビーコンについて捜査すべく、インターステラーエージと呼ばれる領域へと向かう。一見普通に見える任務であったものの、実は何らかの脅威が迫っており、極めて危ない冒険になるという。

ガンドッグ内には、さまざまな機関が配置されたエンジン動力室や、いつも賑やかな艦橋エリア、乗組員それぞれの居住室、機動兵器の格納庫など、いくつものエリアが存在。また、艦長から整備員まで数十人の乗組員もおり、プレイヤーは船内を探索し、彼らと交流しながらゲームを進めていく。

ゲーム画面には、移動する・調べる・使う・話す・アイテムといったコマンドが用意。これらを使ってほかの乗組員と会話したり、船内の装置を扱ったり、あるいはアイテムを取り出すなどしていくゲームプレイとなる。場所や時間、段階によって、隠された重要なものなどは変化していくという。また、乗組員たちの間では複雑な人間関係が表現され、プレイヤーは会話の中からストーリー上の手がかりを見つけなければならない。

 


本作の開発元Space Colony Studiosは、イギリスに拠点を置くインディースタジオだ。本作のビジュアルスタイルは日本のアニメ作品から影響を受けているとのことで、具体的には「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」「機動戦艦ナデシコ」といった作品が挙げられている(4Gamer)。

また、そうしたアニメ風の表現が、レトロな雰囲気をもつモノクログリーンディスプレイにて描かれるのも特徴だ。一方、今回の発表にあわせてフルカラーモード「VIVID MODE」の存在が明かされた。モノクロかフルカラーか、好みによって切り替えてプレイできるのだろう。両モードの比較は以下画像を参照してほしい。


『機動戦艦ガンドッグ 太陽系物語(Stories from Sol The Gun Dog)』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4向けに2025年2月20日配信予定。Nintendo Switch版の予約受付がすでに開始されており、価格は1999円(税込)だ。また、PC(Steam)/PS5/PS4向けには本日よりフルカラーモード体験版が配信開始。Nintendo Switch向けにも9月19日以降に配信される。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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