多人数対戦アクション『ガーディアンヒーローズ』のXbox 360版が後方互換機能に対応、Xbox Oneでプレイ可能に

マイクロソフトは11月9日、セガが販売する多人数対戦アクションゲーム『ガーディアンヒーローズ』のXbox 360版が後方互換機能に対応し、Xbox One上でプレイ可能になったと発表した。Xbox 360版は株式会社トレジャーが開発を手がけ、2011年にXbox LIVEアーケードタイトルとして発売された。

マイクロソフトは11月9日、セガが販売する多人数対戦アクションゲーム『ガーディアンヒーローズ』のXbox 360版が後方互換機能に対応し、Xbox One上でプレイ可能になったと発表した。Xbox 360版は株式会社トレジャーが開発を手がけ、2011年にXbox LIVEアーケードタイトルとして発売された。


Xbox 360版プロモーションムービー

『ガーディアンヒーローズ』のオリジナル版は1996年にセガサターン向けに発売された。開発は同じく株式会社トレジャーで、Xbox 360版はそのHD移植版である。本作は3ライン式のベルトスクロールアクションで、マルチストーリー・マルチエンディングのストーリーモードを収録している。また、バトル中に獲得したポイントを任意のステータスに割り振ってキャラクターを強化することができるRPG要素も備えている。

Xbox 360版の内容は基本的にはオリジナルであるセガサターン版を踏襲しているが、いくつか追加要素やアレンジが加えられた。まずHD移植ということで新たに16対9のワイド画面に対応し、そのグラフィックもセガサターン版をベースにフィルターをかけて滑らかな絵作りに変更された。なお、オプションの設定によりセガサターン版を再現したドット絵のグラフィックでプレイすることも可能だ。Xbox 360コントローラーに合わせた「アレンジ版」操作が追加されていることも、オリジナル版を知っているプレイヤーにとってわかりやすい変化だろう。さらにマルチプレイでの乱戦が楽しめる「バーサスモード」については、オリジナル版が最大6人対応だったところが最大12人でオンライン対戦ができるように拡張された。(オフライン対戦時は最大4人)。そのほかキャラクターの性能など細かな調整も加えられている。

新たに追加された「アーケードモード」では、体力が尽きるまでに敵を何人倒せるかを競う
新たに追加された「アーケードモード」では、体力が尽きるまでに敵を何人倒せるかを競う

Xbox 360版にはゲームモードもいくつか追加され、まず敵がプレイヤーを次々に襲ってくるサバイバル戦「アーケードモード」。このモードでは最大21人の敵が同時にプレイヤーを襲ってくる。そして練習用の「トレーニングモード」、キャラクターやムービーなどを閲覧できる「ギャラリーモード」も追加されている。

Xbox 360版『ガーディアンヒーローズ』は515円で販売中。Xbox 360向けには体験版も配信されている。Xbox One上でプレイするにはストレージにおよそ1.56GBの空き容量が必要だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

Articles: 6794