弾幕2D魔法アクション『Greenhouse: Schism』6月16日発売。容赦なく押し寄せる攻撃や罠を、呪文とアクションで切り抜ける
Volpanic!は6月16日、『Greenhouse: Schism』をリリースする。本作は魔法などを駆使して敵を倒していく、2Dプラットフォームアクションだ。

デベロッパーのVolpanic!は5月28日、『Greenhouse: Schism』を6月16日リリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Greenhouse: Schism』は、横スクロールの2Dプラットフォームだ。舞台は「the Acri forest」と呼ばれる鬱蒼とした森。プレイヤーは褐色の少女に連れられ、the Acri forestを訪れる。少女と共に隠された魔術の謎を発見するため、森を探索していくのだ。
フィールドには弾幕を発するオブジェクトや、足場にレーザーを放つ敵キャラなど、危険なトラップが仕掛けられている。それらを2段ジャンプや、攻撃スキルである「spell」によって切り抜けていくことが重要だ。初期のスキルでは前方に光の矢を放つことができるほか、プレイヤーキャラの頭上に光の玉を貯めることのできるスキルも存在。3つまで貯めることによって、敵に当て高ダメージを与えることができる。他にもスキルは存在するようで、探索によって獲得することができる様子。

フィールドは暗い森から地下洞窟、遺跡や雪山など、全6種が用意され、各所に隠し要素が存在しているようだ。おなじくボスも6種類が登場。トレイラーでは黒いエネルギー体のようなボスが登場し、周囲に弾幕を漂わせて戦うようだ。ボス用のフィールドには足場も用意されているため、それらを駆使して敵の攻撃をかいくぐりつつ、スキルでダメージを与えていくのだろう。
開発元のVolpanic!はこれまでitch.ioにて作品をリリースしてきたインディーデベロッパー。モンスターたちと共にパズルを解く3D脱出ゲーム『Feywild』を他クリエイターとの共作でリリースしているほか、音楽活動も行っており、本作のBGMも自身で手掛けたという。ゆったりとしたテンポながら、どこか緊張感や不穏な雰囲気を感じさせるBGMとなっている。
なおVolpanic!によれば、本作は同スタジオの過去作である『Schism』をリメイクした作品にあたるとのこと。弾幕やトラップといったステージギミックやジャンプ移動など、オリジナル版にも存在した基本的なゲームシステムは健在ながら、グラフィックやフィールドのレベルデザインなどが向上しており、2Dプラットフォームとしての遊びごたえが高まっているようだ。
『Greenhouse: Schism』はPC(Steam)にて6月16日に配信予定。なお、ストアページ表記によると現時点では日本語の対応はないようだ。