密林オープンワールドサバイバル『Green Hell』ついに追加コンテンツ開発終了へ。最終大型アプデ「Decorations」がまずはPC版向けに9月3日配信


デベロッパーのCreepy Jarは8月29日、オープンワールド・サバイバルゲーム『Green Hell』向けの次期大型アップデート「Decorations」を、PC(Steam)版向けに9月3日に配信すると発表した。コンソール版への配信時期は未定。

そして、この「Decorations」の配信をもって、本作の開発が終了されることも明らかにされた。サポートは今後も提供されるが、コンテンツの追加はこれで最後となる。


『Green Hell』は、アマゾンの熱帯雨林を舞台とするオープンワールド・サバイバルゲームだ。プレイヤーは、この未知のジャングルに取り残された状態にあり、装備も食料もない状態からサバイバルをおこなう。道具や武器などをクラフトし、拠点となる家を建てたり、野生動物を狩るなどして食料を調達したり、また怪我や病気と戦ったりしながら生き延びるのだ。

今回発表された次期大型アップデート「Decorations」では、主にデコレーション要素が導入される。たとえば、建物のパーツごとに色を塗ったり、装飾品を吊り下げたり壁にかけたりして、拠点をより自分好みにデザインすることが可能となる。また追加アイテムとして、アーマーを飾っておけるスタンドや、矢をまとめて収納できる入れ物、あるいは火を灯したトーチ用のスタンドやホルダーも用意。これらも、やはりデコレーションとして活用できるようだ。


そして、この次期大型アップデート「Decorations」の配信を最後に、本作の追加コンテンツ開発が終了となる。本作のPC版は2019年9月にリリースされ、それから計20回の大型アップデートが配信。協力プレイモードの実装や各種システムの拡充などがおこなわれてきた。また、この間にはコンソール版やVR版も配信され、今年6月時点で本作は600万本を売り上げる大ヒットとなっている。

開発元Creepy Jarは次なる作品として、異星を舞台にしたオープンワールドSFサバイバルゲーム『StarRupture』を発表しており、今後はその開発に本格移行するという。『Green Hell』での開発経験を活かしながら制作するそうだ。なお本作の開発終了後も、サポートは引き続き提供されるとのことで、バグ修正などは必要に応じておこなわれるのだろう。

『Green Hell』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに配信中。そして次期大型アップデート「Decorations」は、PC(Steam)版向けに9月3日配信予定だ。コンソール版向けのアップデート配信時期については今後発表される。