GungHo Online Entertainment America（以下、米ガンホー）は、海外メディアGameSpotに対し、『グランディアII』のPC版をSteamにて配信すると明らかにした。配信される『グランディアII』は、2000年にリリースされたドリームキャスト版を利用するリマスターバージョンとなる。HDビジュアルへとアップグレードされるほか、マウス＆キーボードおよびゲーミングパッドでの操作にも対応するという。そのほかSteam実績やトレーディングカード機能の搭載も明らかにされている。
米ガンホーは今年4月に調査アンケートを実施しており、その中の質問から、『グランディア』や『LUNAR』を開発したゲームアーツの作品がPC向けにリリースされるのではないかとの噂がささやかれていた。米ガンホーの岩崎 順氏はGameSpotとの対話にて、昨今のダウンロードゲームの成長に触れ、過去のダウンロードゲームがさまざまな形でプレイでき続けることは特に重要だと説明している。
『グランディアII』は2000年8月にドリームキャスト版、2002年2月にPS2版がリリースされた。またゲームアーカイブス版が2014年より販売されている。開発はゲームアーツ、販売はセガが担当。前作から3Dビジュアルや演出が強化されたほか、物語がより陰鬱かつ複雑になるなど方向転換したことでも話題となったタイトルだ。現在AUTOMATONでは、米ガンホーに確認を取っており、返答があればさらなる詳細をお伝えしたい。
UPDATE[2015/5/13 10:40] 米ガンホーの代表者は編集部の問い合わせに対し、HDリマスター版『グランディアII』が実際にリリースされることを明らかにしている。現時点で日本語が収録されているのか、初代『グランディア』もリリースされるのかなどは不明で、近日中にも情報が共有されるとのことだ。
