リアル世界・緊急サービス運営シム『Global Rescue』発表。「現実世界のあらゆる場所」が舞台、消防・警察・SWATなどを指揮して管理

Aerosoftは8月22日、PeDePeが手がける『Global Rescue』を発表。本作は消防・警察・救急・SWATなどの緊急サービスを運営するシミュレーションゲームだ。

パブリッシャーのAerosoftは8月22日、PeDePeが手がける緊急サービス運営シミュレーションゲーム『Global Rescue』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年内に早期アクセス配信予定。

本作は、消防・警察・救急・SWATといった緊急サービスの拠点を建設・運営する作品だ。一般に公開されている地図データを活用し、実世界のあらゆる場所に拠点を設置してプレイできることが特徴となる。

『Global Rescue』にてプレイヤーは、消防・警察・救急・SWATの各部隊を指揮し、日々の任務をこなす。まずは拠点を建設した上で、スタッフを雇用して訓練し、また各部隊の専用車両を管理する。火災の消火、交通事故の処理、目撃者の聴取、医療救助、危険なSWAT作戦など、多彩な任務が待っているという。複数の部隊が協力しておこなう任務が発生することもあるそうだ。

舞台となるマップは、Overture Maps Foundationが提供している地図データセットを活用し、世界中のあらゆる場所を指定可能。まさにリアルな3Dマップが構築され、プレイヤーの地元の街でも、憧れの国の大都市でも、好きな場所に拠点を設置できる。

選択したロケーションの街の規模によってミッションの内容が調整され、大都市であれば1日に数百件の通報に対応することになるという。また、本作にはミッションエディターが搭載され、オリジナルの任務を作成することも可能である。

拠点は自由に設計して建設可能。各部隊の出動準備を整えることを前提とし、オフィスや休憩エリア、トイレなど、スタッフが快適に働ける環境も求められるという。また、緊急サービスとしての日々の課題が多様化する中では、常に柔軟に対応できるように、研究ツリーを通じて拠点の拡張・最適化を進めることも大事だそうだ。

各部隊の車両については19種類の専用車両が収録され、車両編成を構築して管理することもプレイヤーの仕事となる。拠点に十分な駐車スペースや、ガレージ、洗車場、給油所、整備エリアを整えて、常に出動可能な状態に保つのだ。また、車両向けにはカスタムペイント機能が用意される。

『Global Rescue』は、PC(Steam)向けに2025年内に早期アクセス配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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