マルチ対応・宇宙ハンバーガーショップシム『Galaxy Burger』自由まったりお料理でSteam高評価スタート。宇宙人やロボ猫にこだわりのバーガーを提供


デベロッパーのGalactic Workshopは8月23日、『Galaxy Burger』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示にも対応している。価格は通常1200円のところ、リリース記念セールとして9月7日まで20%オフの960円(いずれも税込)で購入可能だ。本作は、リリース後さっそく高評価を得て好調な滑り出しとなっている。

『Galaxy Burger』は、宇宙に店舗をかまえるハンバーガーショップにてハンバーガーを調理、提供する料理シミュレーションゲームだ。来店するお客さんは、周辺の銀河系から飛来する宇宙人やロボット猫たちで、それぞれ異なる好みをもつ。

プレイヤーは、ショップへ来店するお客さんの注文を聞き、必要に応じて食材を焼く、揚げるなどしてバーガーを作り提供。お客さんからバーガーの出来映えに応じて星5段階の評価を得られる仕組みだ。はじめは食材の種類も少なくレシピも簡単だが、評価を集めて次の惑星へと進むことで作れるものは増えていき、徐々に対応難易度が上がっていく。


本作では、時間を気にすることなく品質を重視してじっくり調理することができる「標準モード」が基本となっている。これを進めていくことで、「時間制限モード」がアンロックされ、同じステージの遊び方の幅が広がる仕組みだ。さらに、2~8人のオンラインマルチプレイにも対応しており、モード選択とソロ/マルチの組み合わせ次第で異なるプレイ体験が得られる。なお本作は、『Good Pizza, Great Pizza』、『Overcooked』『PlateUp!』などの料理ゲームに影響を受けて制作されたとのこと。


『Galaxy Burger』は8月23日に配信開始。Steamにてピーク時最大同時接続者数500人を超える、同規模作品としてなかなかの盛況となった(SteamDB)。また、本稿執筆時点のSteamユーザーレビューでは約140件中95%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。プレイヤーからの反応としては、宇宙や猫をテーマにしたピクセルアートやBGMなどのアートワーク全体のほか、「時間に追われずに調理できる」という部分を評価する声が見られる。

特に調理に関しては、基本モードでは時間的な制約を受けないため、好きなだけ時間をかけて品質にこだわったハンバーガーを作れるところが好まれているようだ。お客さんの要望どおりのハンバーガーを提供しなかったとしても、ゲームオーバーにならない点をストレスの少ない設計と評価する声も。さらに、「ハンバーガーの積み上げ方の自由度」も注目されている。たとえば、バンズの間に8枚ほどのパテと、その他の食材を挟み込んでタワーを作り上げることもできる。そのため、どれだけバンズの間に食材をうずたかく積み上げられるかや、どれだけ大量の調味料をまぶすことができるかを追究する遊び方をしているプレイヤーも見受けられた。


『Galaxy Burger』のデベロッパーであるGalactic Workshopは、Dmitrii Zaitsev氏とOleg Savin氏の2名によるゲーム制作チームだ。2Dのピクセルアートを用いて、宇宙や銀河を舞台に作品を制作することをこよなく愛しているとのこと。過去に手がけた宇宙ステーション資源管理ゲーム『Galaxy Pass Station』は、Steamユーザーレビューにて「非常に好評」ステータスを得ている。同作と共通の世界観で展開される、『Galaxy Burger』の発売を楽しみにしていたとのファンの声も寄せられているようだ。

『Galaxy Burger』はPC(Steam)向けに配信中。価格は通常1200円のところ、リリース記念セールとして9月7日まで20%オフの960円(いずれも税込)で購入可能だ。