世紀末武装カーバトル『FUMES』7月28日に早期アクセス配信へ。改造車両で荒野を爆走、敵車両や“移動要塞”とドンパチやりあう
FUMES teamは6月3日、『FUMES』の早期アクセス配信をSteamに向け、7月28日に開始すると発表。本作は荒野で武装車両を操り、敵と銃撃戦を繰り広げるゲームだ。

デベロッパーのFUMES teamは6月3日、カーコンバットゲーム『FUMES』の早期アクセス配信を7月28日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。
本作は、世紀末感のある世界の荒野を舞台に、武装車両で敵と戦う作品だ。レトロな雰囲気のある3Dグラフィックが採用されている。

『FUMES』は、車両戦闘ジャンルの黄金時代にインスパイアされて制作中だというシングルプレイゲームだ。ラリーカーからトラックまでさまざまなタイプの車両が用意され、武器を搭載して荒野を疾走する。マップはプレイするたびにランダム生成され、次々に現れる敵車両を倒して、最後に待ち受けるボスを撃破することが目標となる。
車両には、各種装備を搭載できるスペースがいくつか存在し、そこにマシンガンなどの武器を搭載して敵と戦う。敵もまた武装しており、ハイスピードで走行しながら撃ち合う激しいバトルが展開。本作では、往年のラリーゲームから影響を受けた物理システムを導入しているとのこと。また、特に強力な武装を搭載した中ボスにあたる敵車両が現れることもあり、マップのレーダーを頼りに敵を探し出して戦いを挑むのだ。そうしてすべての敵を排除すると、ボス戦へと突入する。


ボスは、移動要塞とも言える超巨大な車両となっており、あるタイプのボスでは、まずは周囲に配備された砲台などを破壊していく。そうした部位破壊を通じて要塞内部へ侵入できるようになり、内部を進みながらさらに敵と戦って、最終的に撃破することを目指すこととなる。ボスを倒すと、報酬として新しい車両やパーツを獲得できる。
マップに現れる整備トレーラーに乗り込むと、プレイヤーの車両をカスタマイズ可能。装備スロット数や走行性能などのステータスが設定された車体の変更のほか、グリップ性能などにもかかわるサスペンションの変更、そして装備スロットへの武器などの配置などをおこなえる。全体的な見た目を変えるスキン変更要素も存在するようだ。
早期アクセス配信開始時点では、ゲームプレイの核となる機能はすべて備えた状態となり、数時間分のボリュームのゲームプレイを楽しめるとのこと。正式リリースまではおよそ1年はかかる見込みとされ、さらに開発を進める中では、さらなる車両やパーツ、カスタマイズオプションの追加のほか、新たな探索環境やミッション、ストーリー要素の追加、よりユニークでチャレンジングなボス戦の導入などを計画しているとのことである。
『FUMES』は、PC(Steam)向けに7月28日に早期アクセス配信予定だ。なお、本作では体験版が現在配信されており、その改善を通じて開発が進められてきた。すでに非常に高い評価を得ており、興味のある方はまずは体験版をチェックしてみてはいかがだろうか。