最大8人協力物理演算アクション『Frog Sqwad』発表。伸縮自在な舌を食料運搬や“ロープ代わり”にも使う、カエル協力ドタバタ劇

Panic Stationsは12月11日、『Frog Sqwad』を発表。2026年にSteam向けにリリース予定だ。本作は最大8人での協力プレイに対応する物理演算ベースのパズルアクションだ。

デベロッパーのPanic Stationsは12月11日、『Frog Sqwad』を発表し、2026年にリリース予定であると明かした。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は音声含め日本語表示に対応予定。Steamストアページではプレイテストの参加受付も開始されている。

『Frog Sqwad』は、最大8人で協力しつつ遊べる、物理演算ベースの脱出パズルアクションだ。プレイヤーは「スワンプキング」へ食料を届けるカエル部隊の一員となり、舌でぶら下がったり仲間と協力して大きな食べ物を運んだりしながら、入り組んだ通路や不思議な生き物が待ち構えるエリアを攻略していく。また集めた食べ物を口にすれば体がふくらみ、やがて巨大な「メガガエル」に変身。転がることで豪快に道を切り開けるようになるのも特徴だ。

本作の要となるのは、舌を使ったカエル特有のアクション。舌でパイプにぶら下がって進んだり、重たい食べ物を引っぱったり、仲間をつかんで前方へ飛ばしたりと、画面は終始ドタバタだ。くわえてステージには危険なトラップや奇妙な生き物が入り交じり、大きな食料の運搬には仲間との連携が必要となる。ときにはエリアの構造も変化するため、チームワークだけでなく機転も求められるだろう。

ゲームプレイには日ごとのノルマがあり、必要量を届けられなかった場合はスワンプキングの腹を満たせず、プレイヤー自身が餌になってしまう。そこで、探索で得たゴールドを使ってオモチャやガジェットをそろえ、次の挑戦を有利に進めていくのだ。ただし強力なアイテムが揃っていても、敵の攻撃を受けたカエルは食べた物をその場で吐き出してしまう。さらに空腹のままダメージを受ければ”カエルのタマゴ”へ戻ってしまう。タマゴ化したカエルは極めて弱く、仲間に食料を分けてもらうことでようやく復帰できる仕組みだ。本作はボイスチャットに対応しているため、声を掛け合いながら連携することで、こうした救助や食料運搬がより円滑になるかもしれない。

開発を手がけるPanic Stationsは、英国で立ち上げられた新スタジオだ。『Fall Guys』のキャラクターデザインを担当したメンバーを含む業界歴の長いスタッフで構成されている。協力アクションを軸にしたタイトルを継続的に届ける方針が示されており、本作がPanic Stationsのデビュー作となるようだ。多彩な経歴を持つ開発陣が集まった一作目として、『Frog Sqwad』にどんな“らしさ”が詰まっているか、期待が集まっている。

『Frog Sqwad』は2026年にPC(Steam)向けに発売予定。ゲーム内は音声含め日本語表示に対応予定。現在、Steamストアページにてプレイテストの参加を受け付けている。

Junya Shimizu
Junya Shimizu

ローグライクが大好きです。映画や海外ドラマも好きなので、常に時間に追われています。

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