WW2舞台の大規模マルチFPS『Hell Let Loose』PC版が無料配布中。Epic Gamesストアにて

『Hell Let Loose』は、第二次世界大戦をテーマとしたマルチプレイヤーFPS。戦場では100人規模のプレイヤーが熾烈な争いを繰り広げる。

Epic Gamesストアにて1月3日、『Hell Let Loose』の無料配布が開始された。無料配布期間は1月10日午前1時まで。期間内にライブラリに追加すれば、配布期間終了後もプレイ可能だ。ちなみに通常価格5500円(税込)の作品である。

『Hell Let Loose』は、第二次世界大戦をテーマとしたマルチプレイヤーFPSだ。2019年に早期アクセスを開始し、2021年に正式リリースされている。

本作では、第二次世界大戦の戦場が忠実に再現されている。戦場では100人規模のプレイヤーが2陣営に分かれ、熾烈な争いを繰り広げる。プレイヤーは歩兵、偵察部隊、装甲部隊に属する、14種類の役割から一つを選択。将校、偵察兵、マシンガン射手、衛生兵、整備士、戦車司令官などの役割があり、それぞれ異なる武器、車両、装備を扱うことになる。タイガー、シャーマン、スチュアート、ピューマなど、第二次世界大戦に登場した膨大な数の車両を操縦することも可能だ。

本作の舞台となるのは、実際の偵察画像と衛星データをモデルにした9種類以上の広大なマップだ。マップごとに99個の占領ポイントがあり、50人編成の2チームがセクターを奪い合う。拠点を制圧すると、リスポーン地点の作成や、軍需物資による砲撃・機銃掃射・爆撃の使用、各種車両の呼び出しに必要なリソースが生成されるようになる。単純なキル・デス比ではなく、チームワークがゲームプレイの要。将校や指揮官の指示に従って、仲間とコミュニケーションをとりながらターゲットを奪う必要があるのだ。

キルカメラやクロスヘアすら排除するなど、戦場のリアルさを追及する徹底ぶりが好評を博し、本稿執筆時点で Steamユーザーレビューにおいて85879件中84%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している本作。窮地の味方を救いに颯爽と現れるヒーローとしてではなく、消耗戦のなかで使い捨てられる一兵士として戦場を生き延びるゲーム体験は、本作ならではの醍醐味となっている。

『Hell Let Loose』は、PC(Epic Gamesストア)向けに1月10日午前1時まで無料配布中だ。

【UPDATE 2025/1/3 1:27】
無料配布期間について、記事本文およびタイトルを修正

Daijiro Akiyama
Daijiro Akiyama

ゲームをすることと、ゲームの話をしたり聞いたりすることが同じぐらい大好きです。

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