死後世界大暴れローグライクFPS『Berserker’s Domain』Steam向けに発表。『Blood』『DOOM』『DUSK』などから影響受ける、モンスター蹴散らしハイテンポバトル


デベロッパーのbreakkyは10月18日、FPS『Berserker’s Domain』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。

本作は、ローグライク要素のあるFPSだ。『Blood』や『DOOM』『Quake』シリーズ初期3作品などのFPSの名作のほか、『DOOM Eternal』や『DUSK』『ULTRAKILL』といった近年の人気作からも影響を受けて開発されているという。


『Berserker’s Domain』にてプレイヤーは、死後の世界を舞台に、カルト信者や兵士、魔法使い、悪魔、モンスター、半神といった敵の数々と戦う。メニュー画面もチュートリアルもなく、PLAYボタンを押したら即バトルに放り込まれるという。ステージや使用武器、登場する敵の組み合わせは毎回ランダムとなる。

プレイヤーの武器には、ショットガンやサブマシンガンといった銃器が用意され、またダイナマイトや近接攻撃も使用可能。一方の敵は、突進してきたり遠距離攻撃を放ったり、あるいは毒を撒き散らしたり、燃料缶を抱えて走ってきて自爆したりと、さまざまなタイプのものが登場する。

敵を倒すと、後述するアップグレードに使用できるジェムや、体力回復アイテムがドロップ。ただし、それらのアイテムはドロップしてから数秒経つと消失してしまうため、ガンガン攻めて倒していくハイペースなバトルが展開される。そうしてステージ内の敵をすべて倒し、またランダムに構成された次のステージへと向かう。


ステージ間には、ジェムを消費してアップグレードをおこなえる。たとえば、主人公の体力や攻撃力といった基本ステータスをアップさせたり、ショットガンの集弾率を高めたり、サブマシンガンを二丁持ちにしたり、近接攻撃の威力を向上させたりといったものなどがある。また、死亡しても1回だけ復活できる追加ライフもあり、これを獲得しさらにアップグレードすると、死亡時に周囲の敵に大ダメージを与えられるようになる。

こうしたアップグレードには、ペアアップグレードと呼ばれるシナジー要素のようなものが存在。たとえば、ショットガンとダイナマイトを最大までアップグレードすると、爆発したダイナマイトが散弾を撒き散らす。また効果の詳細は不明ながら、近接攻撃と追加ライフの組み合わせにもペアアップグレードが存在するようだ。


また、上述したアップグレードをおこない次のステージに向かう前には、スキルツリー形式でのアンロックを選択する模様。今年8月に公開された開発中映像(上に掲載)などによると、追加の武器を開放したり、ダッシュや二段ジャンプといったアビリティを習得したりできることがうかがえる。一方で、敵の数や攻撃力が増えたり、敵がプレイヤーの存在に気づくのが早くなったり、あるいは体力回復アイテムのドロップ率が下がったり、ドロップアイテムの回収範囲が狭まったりといった項目も存在。プレイヤーの選択によってステージの難易度を徐々に上昇させながら、できるだけ長く生き延びることを目指すゲームプレイとなるのだろう。

『Berserker’s Domain』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。