わずか1年で成功した『Five Nights at Freddy’s』開発者が語る、成功者へと向けられるヘイト「自分の成功に集中しろ」
『Five Nights at Freddy’s』シリーズの開発者Scott Cawthon氏は、自身に向けられている”ヘイト”に対する考えをSteamの公式フォーラムに投稿した。『Five Nights at Freddy’s』は、2014年8月からPCやiOS/Androidなどでリリースされているホラーゲームシリーズだ。国内外で多くのプレイヤーから支持を集めており、今週7月23日には4作目となる『Five Nights at Freddy’s』が発売された。また海外では、インディーゲームでは異例のハリウッド映画化も決定している。
プレイヤーからの評価も高く順風満帆に見える『Five Nights at Freddy’s』とScott Cawthon氏だが、氏のもとには多くの“ヘイト(妬み)”が向けられたという。
1年前までは100円ショップ勤務
Cawthon氏は、昨年まで「ダラー・ジェネラル(1ドルショップ、日本における100均ショップ)」のレジ係として働いていたと打ち明けている。Cawthon氏の上には上司が3人いて、さらに3人ともハイスクールに在学中の学生だったという。1ドルショップで働く前は、ディスカウントストア「ターゲット」の冷凍庫にて冷凍食品の荷降ろしをしていた。「僕は成功した人生を歩んできたわけではなかった、そしていま幸運にも成功することができた、成功に報いるため精一杯努力した」とCawthon氏は続ける。「週末に馬鹿騒ぎをしたり、酔っ払ったり、マティーニをチビチビ飲んだりはしていない。昼間はバスター縛りで『ロックマン3』を子供とプレイしていた。そして自分に与えられたもので最善を尽くそうとしたんだ」。
ヘイトを無視してただ前進する
Cawthon氏は送られてくるeメールのなかでも、特にゲーム開発を追ってくれているようなメール、コンピューターサイエンスやプログラミングの学習を始めるというメールを気に入っていると明らかにしている。
Cawthon氏は、自身が挙げた“成功者の像”になるには年を取り過ぎたと語る。そしていつか自分がリタイアした時、コンピューターの前に座ってあなたたちのゲームをプレイしたい、あなたたちの物語を読みたい、あなたたちの映像を見たいと伝えている。