映画「リング」のような”呪いのテープ”を巡る一人称視点ホラーアドベンチャーゲーム『The Tape』最新トレイラーが公開、Steamにストアページも出現

開発者のKazakov Oleg氏は、一人称視点ホラーアドベンチャーゲーム『The Tape』の最新トレイラーを公開した。リリース時期や価格は未定ながら、あわせてSteamのストアページも登場している。

開発者のKazakov Oleg氏は、一人称視点ホラーアドベンチャーゲーム『The Tape』の最新トレイラーを公開した。リリース時期や価格は未定ながら、あわせてSteamのストアページも登場している。AUTOMATONでは第146回目のIndie Pickにて取り上げたタイトルであり、”呪いのテープ”風の演出に見覚えがある読者もいるかもしれない。

参考記事: 『The Tape』ある日、恐怖のビデオテープが送られてきた…映画「リング」の影響を伺わせるホラーゲーム

今回のトレイラーを見る限り、『The Tape』にて発生している事件の裏側にはどうも”黒魔術的な儀式”が絡んでいる模様だ。

『The Tape』の主人公となるのは1人の中年刑事で、彼は米国内のとある郊外で消息を絶った若い女性の捜索を任されている。中年刑事はいくつかの廃墟に足を踏み入れ、そこで事件の手がかりを見つけ、物語の真相を知ることになるという。この中年刑事の名前や失踪事件の内容、戦闘要素はあるのかといったゲームプレイ面の詳細などは一切不明で、現時点で『The Tape』の情報は謎に包まれている。

ただトレイラーやスクリーンショットを見ればわかる通り、本作の特徴となるのはホラー映画「リング」を思い起こさせるビデオテープ風のグラフィック演出だ。どうやらプレイヤーは様々なテープの映像を確認しつつゲームを進行させていく模様で、VHS特有の擦り切れやノイスの入った映像演出は、今までにない恐怖体験を予感させてくれる。発売時期やゲームの詳細など、今後の続報に期待したい。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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