大規模お料理工場自動化シム『F.E.A.S.T』発表。欲張り神様の要求に応える大忙し製造ライン建設、遅れると雷が落ちる

Before40は6月19日、『F.E.A.S.T』をSteam向けに発表。本作は神様に捧げるお料理をひたすら作る製造自動化シミュレーションゲームだ。

デベロッパーのBefore40は6月19日、『F.E.A.S.T』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発表に際し、あわせてストアページも公開されている。

『F.E.A.S.T』は、料理製造自動化シミュレーションゲームだ。プレイヤーは秘密組織に配属された新人となり、世界を飢饉で滅ぼそうとしている神々に食事を捧げるため、作物を育て、料理を作っていく。

本作のゲームプレイは、料理の材料となる作物を育てるところから始まる。といっても、すべて自動化されているため特別な操作は必要ない。ベルトコンベアで収穫した食材を流し、加工して組み合わせれば、料理を作ることができる。加工機械にはスライサーからミキサー、生地の伸ばし機やチーズの撹拌機など、さまざまなバリエーションが存在。これらを使い分けることによって、料理を作っていくのだ。

料理を捧げる神々は常に飢えているため、十分な量の料理を、時間通りに届けなければならない。コンベアの配線や食材収穫、加工の最適化が重要になってくるだろう。なお、神々の評価軸には「料理の美味しさ」も存在。量だけでなく、質も重要になってくるようだ。

工場は自動化されているため、一度安定したパイプラインさえ作ってしまえばあとは簡単、と思いきや、神々の要求は絶え間なく変化。要求される料理のレシピも複数存在する。要求に対応するため、工場にも絶えず調整が必要となる。さもなければ、神々の裁きを受けることとなるだろう。

開発元であるBefore40はタイ、バンコクに拠点を置く4人組のデベロッパー。オートメーションゲーム・ファンタジー・料理を愛しているとのことで、本作にもその愛が注ぎ込まれていることがうかがい知れる。続報にも期待したい。

『F.E.A.S.T』はPC(Steam)にて発売予定。なお、ストアページ表記によると日本語に対応する予定だ。

Haru Takitoh
Haru Takitoh

アクションゲームとゲーム音楽が好きです。一番好きなゲームは『アーマード・コア6』、衝撃を受けたゲーム音楽は『サルゲッチュ』。

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