Farming Simulator公式Twitterアカウントは9月12日、新作『Farming Simulator 17』では発売と同時にXbox One版、PlayStation 4版ともにModに対応する予定であるとツイートした。
同作にとって、これは新しいニュースなどではなく、E3 2016のタイミングで既に発表していたことだ。では、なぜ今あらためて周知をはかったのだろうか。その理由はこのツイートで「AND #PS4」と、andを大文字にしてPS4版も含むことを強調していることから読み解ける。
Just to confirm: #FarmingSimulator17 mod support on both #XboxOne AND #PS4 will be available when the game comes out.
— Farming Simulator (@farmingsim) September 12, 2016
週末を挟んでさかのぼった9日に、Bethesda Softworksが『Fallout 4』および『The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition』(以下、TES V: Skyrim SE)のPlayStation 4版におけるMod対応について、ソニーの承認が得られないため断念することを発表した。詳しくはこちらの記事を参照していただきたいが、比較的オープンな姿勢を取ってきたと思われていたソニーが拒否したということで、大きなニュースとなりゲーマーの間でも議論されることとなった。『Fallout 4』では先行してMod対応しているマイクロソフトも、Xbox One Sの売りの一つに「Mod support」を追加するツイートで参戦している。(半ばジョークではあるだろうが)
まだまだ一般的になったとは言えないコンソールにおけるMod対応でこのような状況になれば、同じくPlayStation 4版でのMod対応を発表していた『Farming Simulator 17』についても疑問の目を向けられかねない。そう判断しての先のツイートということであろう。もっとも、販売元Focus Home Interactiveも開発元GIANTS Softwareも、コンソール版でどのようにModをサポートするのかはまだ明らかにしていないため、既にXbox One版で実現している『Fallout 4』あるいは『TES V: Skyrim SE』とはどう違い、何がソニーの対応を分けたのかははっきりしない。
『Farming Simulator 17』では、ユーザーコミュニティが作り上げた農業機械から家畜、マップなどのModを全てのプレーヤーがダウンロードして楽しめるようになる予定だ。10月25日にPC/PlayStation 4/Xbox One向けに海外発売される。