空島農場経営シム『空島ノーカ』Steamにてお披露目。肥料や交配を活かし、手間暇かけて作った野菜でコンテスト優勝を目指す

アケローンソフトは4月8日、『空島ノーカ』のPC(Steam)向けストアページを公開した。2026年のリリースを予定している。本作は空に浮かぶ島で野菜を育てる農場経営シミュレーションゲームだ。

ゲーム制作サークル・アケローンソフトは4月8日、農場経営シミュレーションゲーム『空島ノーカ』のPC(Steam)向けストアページを公開し、ゲーム概要を発表した。本作は2026年配信予定。

本作は、空に浮かぶ島で野菜を育てる作品だ。ドット絵のかわいいビジュアルが採用され、作物の栽培や交配、柔軟な農場経営に焦点を当てたゲームプレイになるという。

『空島ノーカ』の舞台となる空島には畑となる土地が存在し、プレイヤーはここで野菜を育てる。作業の流れとしては、畑を耕し、そこに種をまき、水やりをして育てて、最後に収穫。作れる野菜は、ニンジンや白菜、トマト、ブロッコリーなどがあり、それらの種を購入して植えることになる。

野菜を育てる際には、畑の土やたい肥を工夫できる要素があるという。雑草を抜いたり、野菜を磨いてお手入れしたりする作業コマンドも確認できる。雑草に関しては、ヤギが空島に時折やってきて食べてくれることもあるそうだ。そして雑草を食べたヤギはフンをし、それが肥料になるとのこと。

またトレイラーでは、主人公は作業のアクションをするたびに経験値を獲得し、同時に体力が一定量減ることも確認できる。経験値を貯めてレベルアップすると、たとえば主人公の体力がアップする。農作業をがんばることで、徐々に作業効率が上がっていく仕組みなのだろう。

収穫した野菜は販売することができ、直販として自ら売るか、卸販売としてまとめて出荷するかを選択可能。直販する場合は、ひとつひとつ値付けをして店に陳列し、やってきたお客に手売りする。手間はかかるが高値で売ることもでき、一方出荷した場合は効率よく売却できる。どちらを選ぶかはプレイヤーの戦略次第だ。

また、本作の世界では野菜コンテストが開催されており、それに出品することもできる。コンテストではさまざまなテーマが設定され、トレイラーでは野菜の大きさを競うコンテストが紹介されている。野菜には、サイズのほかに味や香り、栄養、形といったステータスがあり、それを確認して出品することになるだろう。

このほか、収穫した野菜を使った交配システムも存在。任意の野菜2つを掛け合わせて、新たな野菜の種を入手することができる。野菜の種類によって、たとえば交配すると味が上がるといった特徴があり、コンテストで勝つためには交配を上手く使いこなすことが重要になりそうだ。

本作の開発元アケローンソフトは、美少女空戦アクションゲーム『Strato’S Sylph Asterism』などを手がけてきたインディーゲームサークルだ。本作『空島ノーカ』は昨年開発中であることが公表され、その後デジゲー博や東京インディーゲームサミットといったイベントに出展。そして今回Steamストアページが公開され、トレイラーと共にゲーム概要が公表された。

『空島ノーカ』は、PC(Steam)向けに2026年配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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