『Fallout 4』が本日ついにローンチ。ニュースは「Fallout」一色、Twitchでは視聴者数1位を記録、国内ではPC英語版がSteamから購入可能に
Bethesda Softworksは、本日『Fallout 4』をローンチした。昨日のローンチ直前の海外レビュー解禁前後より、海外では『Fallout 4』関連のニュースが大量に報じられており、しばらくこの「Fallout」一色な状況が続くこととなりそうだ。
すでにゲーム映像配信サイト「Twitch」では、普段10万人以上が視聴する『League of Legends』や発売されたばかりの『Call of Duty: Black Ops III』を超え、14万人以上が『Fallout 4』の映像を視聴しており、現在同サイトにおける視聴者数ランキング1位にランクインしている。
海外では発売前に『Fallout 4』を入手したユーザーにより大量の映像や情報がリークされるなどしていたが、このほかにも発売前にグラフィック調整Modを発表するModderが登場するなど発売前から騒ぎは始まっていた。さらに馬鹿馬鹿しくも、『Fallout 4』を少しでも早くプレイするために、数時間先にリリースが開始されたニュージーランドなどの地域からVPNを使用してゲームをインストールするユーザーも出現していたようだ。SteamでのVPNの使用はBANのリスクがあり、ユーザーBANされれば現在までにSteamで購入したゲームはすべて消滅してしまう。この件は海外メディアKotakuが「勇敢なプレイヤーたちが『Fallout 4』をプレイするためにSteam BANのリスクを負う」とのタイトルでニュースを報じている。
大方の予想通りといったところではあるが、海外メディアによる『Fallout 4』レビューではハイスコアがずらりと並んだようだ。一方で『Fallout 3』や『Fallout: New Vegas』からそれほど大きな変化が無いという声や、イマイチなメインストーリーに関する指摘も続いている。そして「バグ」と「パフォーマンス問題」だ。Bethesdaの新作オープンワールドゲームである以上、ある程度の予測はできたが、この報告が発売直後から相次いでいる。GameSpotなどでまとめられている映像からは空飛ぶや野生動物や空を飛ぶMeat-Dogなどの姿が確認可能で、レビューでも同様にバグの多さが指摘されている。またEurogamerのDigital Foundryでは、PS4/Xbox One版にてフレームレートが20fpsから40fpsに低下するシーンがあると伝えている。『TES V: Skyrim』が発売されて以降と同じく、Bethesdaはしばらくバグリストの製作と修正に追われることとなりそうだ。
なお国内ではSteamよりPC英語版がすでに購入可能となっており、12月17日には日本語版がPC/PS4/Xbox One向けにリリースされる見込み。すでに生産終了が宣言されている「Pip-Boy Edition」は、海外のオークションサイトe-Bayなどで約200英ポンド前後(約3万7000円)から最大400英ポンド(約7万4000円)のプレミアム価格で転売されており、国内でも発売直後にはその光景が続くこととなりそうだ。