「FAIRY TAIL」のRPG『FAIRY TAIL2』12月12日発売へ。ガストが開発を手がけ、原作のクライマックス「アルバレス帝国編」とその後のオリジナルストーリーを描く


コーエーテクモゲームスは8月27日、『FAIRY TAIL2』を12月12日に発売することを発表した。対応プラットフォームは、PC(Steam)およびNintendo Switch/PS4/PS5。本作は、真島ヒロ氏の漫画およびアニメ「FAIRY TAIL」が原作であり、『アトリエ』シリーズのガストが開発を手がけるRPGだ。

原作である「FAIRY TAIL」は、魔法やドラゴンが存在するファンタジー世界を舞台に、魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に所属する滅竜魔導士のナツや星霊魔導士のルーシィらが、仲間たちと共に戦いを繰り広げる冒険作品だ。ゲーム前作『FAIRY TAIL』では、原作の「大魔闘演武編」から「冥府の門編」までのストーリーが描かれたが、『FAIRY TAIL2』ではその後、原作のクライマックスとなる「アルバレス帝国編」が描かれる。


本作においては、「アルバレス帝国編」で敵として立ちはだかったディマリア、ワール、ナインハルトといったスプリガン12、そしてアルバレス帝国の皇帝スプリガンであり、作中でナツたちの最大の敵でもあるゼレフとの戦い、さらには世界を破壊する黒竜アクノロギアとの壮絶な戦い繰り広げられる。原作でのナツたち妖精の尻尾の戦いが追体験できるわけだ。

そんな戦い続きの冒険の中で、各地にある焚火では、仲間たちとの一時を過ごすことが可能。焚火では、妖精の尻尾メンバーたちのさまざまなエピソードを見ることができる。エピソードはストーリーを進めたりキャラクターを成長させたりすることで、さらに新しいエピソードが解禁される。なお、これらのエピソードはフルボイスで描かれるため、特にアニメファンには必見となるだろう。


さらに、アルバレス帝国との戦いの後には、さまざまなキャラクターの魅力が楽しめるゲームオリジナルの展開も用意されているそうだ。オリジナルストーリーは「隠されし秘密の鍵」と題されているようで、作中のおもな舞台となるフィオーレ各地を冒険することになるようだ。


また、作中のマスコット的なキャラクターであるブルーを探し出すという収集要素が新たに追加。登場キャラクターのひとりである一夜の魔法によって分裂したブルーが、フィオーレの各地に散らばっているそうで、そのブルーを見つけ出すことでブルーの肉球スタンプを集めることができるという。スタンプを集めることでアイテムがもらえるそうで、冒険の手助けとなる要素になりそうだ。


FAIRY TAIL2』は、PC(Steam)およびNintendo Switch/PS4/PS5向けに12月12日発売予定。プレオーダー特典としてゲーム中に利用できるナツの衣装「エドラスのナツ」が、早期購入特典としてルーシィの衣装「ミス・フェアリーテイルコンテスト」が予定されている。