「なんでも自作可能」ファンタジー世界ショップ経営ゲーム『Faire Trade』発表。お店のレイアウトから商品まで手がけてお店を拡大
Sassybotは3月24日、ショップ経営シミュレーションゲーム『Faire Trade』をSteam向けに発表。2025年内の早期アクセス配信を予定している。本作はファンタジー世界でショップ経営をおこなうシミュレーションゲームだ。

デベロッパーのSassybotは3月24日、ショップ経営シミュレーションゲーム『Faire Trade』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年内に早期アクセス配信予定。
本作は、ファンタジー世界にショップを建設して経営する作品だ。2022年にリリースされ好評を得た『Winkeltje: The Little Shop』の続編となる。
『Faire Trade』にてプレイヤーは、Flatlandsと呼ばれる土地に存在する村でショップを建設。まずは小さい店から始め、徐々にビジネスも拡大させていく。ショップの建物は、壁や窓、扉などのパーツを組み合わせて自由なレイアウトに建設でき、また家具や装飾品などのアイテムも豊富に用意。魅力的な雰囲気に仕上げるほど多くのお客が訪れるため、商売で利益を得ては拡充させていくのだ。
ショップで取り扱える商品には、鎧や錬金術の薬といったファンタジー世界らしいもののほか、農作物や衣服なども存在。そうした商品は、村を探索し住民たちと交流するなかで仕入れることができるという。また、たとえば農場を作って野菜や果物を育てたり、鍛冶場や錬金術の作業台を建設したりして、プレイヤー自ら商品を作ることも可能。スキルを磨いてより高度な商品を作れば、より高い値段をつけて売ることができる。作れる商品は、スキルツリー形式でアンロックできるようだ。


お客である村の住民にはそれぞれ固有のニーズがあり、彼らと交流するなかでそうした情報を入手し、ショップの品揃えに反映させることになる。また、季節が移り変わるごとに新たなお客や課題が現れるため、そうした変化に目を光らせ、経営戦略を柔軟に調整することが求められるそうだ。季節が進むと、扱える商品も増えていくという。
そうして商売をして利益を上げ、店舗およびビジネスを拡大させていくなかでは、人手を増やすために従業員を雇うことも可能だ。従業員にもまたスキルの要素があり、それに見合った賃金を払うことで、モチベーションを保って働いてくれる。一方、サボることもあるそうで、役に立たない従業員は解雇できるとのこと。

早期アクセス配信開始時点では、本作の基本的な要素は完成した状態にあり、約400種類の商品および数百種類の建築・装飾パーツが収録予定。それらをアンロックするツリーは6種類用意される。そしてさらに開発を進めるなかで、さらなるアイテムやカスタマイズ要素の拡充、またストーリー要素の追加などをおこなっていく計画とのこと。正式リリースまでは、1年半から2年かかる見込みだそうだ。
『Faire Trade』は、PC(Steam)向けに2025年内に早期アクセス配信予定だ。