株式会社ブロッコリーは9月19日、『エトランジュ オーヴァーロード』を発表した。発売時期および対応プラットフォームは未定。本作は、喜多山浪漫氏による同名の小説を原作とした作品である。キャラクターデザインを「Re:ゼロから始める異世界生活」などの挿絵を手がける大塚真一郎氏、開発は株式会社ジェムドロップが担当する。
「エトランジュ オーヴァーロード」は、喜多山浪漫氏が「カクヨム」および「小説家になろう」にて連載した小説だ。2023年2月より連載を開始し、現在は第1部が終了。その後、コミカライズ化を果たし、そしてこのたびゲーム化が発表された。稀代の悪女として処刑された公爵令嬢エトランジュ・フォン・ローゼンブルクは、地獄へと落ちてしまう。しかし、彼女は闇魔法を駆使して悪魔を手玉に取り、地獄を舞台に第二の人生を歩み始めることになる。
本作の発表と合わせてティーザーサイトがオープンしたもののジャンルは未定で、どんなゲームになるのかについてはまだ発表されていない。一方で、ジェムドロップの公式サイトでは、開発中のスクリーンショットが公開中だ。
なお、9月26日より開催となる「東京ゲームショウ2024」の「ハピネットゲームフェス!in TGS2024」と「ジェムドロップ」の両ブースにて、本作のトレイラーが初公開予定であるそうだ。映像から、本作がどんなゲームになるのかがわかることだろう。また、Elements Gardenの上松範康氏が作曲、ホロライブ所属のVTuber角巻わためさんが歌唱を務める主題歌も初公開となるそうだ。
「エトランジュ オーヴァーロード」の原作者である喜多山浪漫氏は、元ゲーム会社の社長という経歴をもつ人物だ。同氏はゲーム会社から独立し、現在は小説家として活動しているほか、現在は個人でゲーム開発もおこなっている。11月21日には『デビルリバーシ』がPC(Steam)向けに発売予定。同作もキャラクターデザインにヴァニラウェアの神谷盛治氏が務め、『戦場のヴァルキュリア』シリーズや『十三機兵防衛圏』などで楽曲を手がけた崎元仁氏が音楽を担当するなど、豪華スタッフを迎えたゲームとなっている。
『エトランジュ オーヴァーロード』は、現在開発中だ。詳細は「東京ゲームショウ2024」の「ハピネットゲームフェス!in TGS2024」と「ジェムドロップ」の両ブースにて公開予定だ。