制限時間付き電波塔脱出ホラー『Escape the Tower』Steamにてお披露目。爆弾が仕掛けられた電波塔からの脱出を目指す、緊迫の10分

RAYBIS GAMESは1月21日、『Escape the Tower』のSteamストアページを公開した。本作は地上600mの電波塔を、仕掛けられた爆弾が爆発する10分間で脱出することを目指すホラー脱出ゲームだ。

インディーゲームスタジオRAYBIS GAMESは1月21日、ホラーゲーム『Escape the Tower』のSteamストアページを公開したことを発表した。本作は、PC(Steam)向けに2月21日リリース予定。

『Escape the Tower』は、地上600mの電波塔からの脱出を目指すホラー脱出ゲームだ。プレイヤーは、電波塔の高所からゲームが始まり、電波塔上にある限られたアイテムを駆使して脱出を図ることになる。

本作は、1回のゲームプレイに10分間の制限時間が設けられている。電波塔の頂上に爆弾が仕掛けられており、その爆発の前に脱出を目指すゲームであるようだ。そして、タイムリミットがある中で、脱出のためには迅速な判断と行動が求められるという。

また、孤独な地上600mからの脱出かと思いきや、電波塔の上には謎めいた焼け焦げた死体があったり、謎の老人が現れたり、さらにはゾンビのような存在も登場することがトレイラーから確認できる。一方、電波塔の上には弾薬箱と銃もあり、これらの武器を使って危険を撃退することになるのかもしれない。

本作の舞台である電波塔は、ある種の密室空間ながら、謎や過去が隠されているという。探索やアイテムの使用によって、電波塔の秘密が少しずつ明らかになるかたちで物語が紐解かれていくそうで、電波塔にまつわる新たな真実を発見する楽しみも味わえるようだ。

そして、本作はマルチエンディング方式を採用している。通常のエンディングが3つに加え、隠しエンディングが1つ用意されているそうだ。どのエンディングを迎えるかはプレイヤーの選択によって決まるとのことで、前述した謎の老人や死体など、あらゆる要素がどのエンディングに進んでいくのかに関係していそうだ。なお、ストアページによると、本作は50分程度のプレイ時間で全エンディングに到達できるそうだ。

『Escape the Tower』を手がけたRAYBIS GAMESは、15歳の高校生である開発者が1人でゲーム制作をおこなうインディーゲームスタジオだ。ゲーム開発は独学でおこなっているそうで、PC(Steam)向けとして2024年5月10日に無料配信された『Horror Family|恐怖家族 – Flight』は、1万5000回以上のダウンロード数を達成したという。『Escape the Tower』に興味をもったという人は、先に『Horror Family|恐怖家族 – Flight』に触れてみるのもいいだろう。

『Escape the Tower』は、PC(Steam)向けに2月21日配信予定。

Koutaro Sato
Koutaro Sato

何でも遊びますがメトロイドヴァニアとトレハン、ゲーム内の釣りが大好物。クリエイターやプレイヤーの人となりと、彼らが生み出す盛り上がりが大好きです。

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