『エンダーマグノリア』大型アプデ1.1発表&配信開始。「追憶連戦」「追憶戦」「New Game+」などやりこみが強者を待つ

Binary Haze Interactiveは3月11日、『ENDER MAGNOLIA: Bloom in the Mist』(以下、エンダーマグノリア)の大型アップデートVer1.1を発表し、PC向けに配信開始した。他プラットフォームについては後日アップデートが実施されるという。
『エンダーマグノリア』は、暴走する人工生命体「ホムンクルス」によって滅びゆく終末世界を舞台とする探索型アクションRPGだ。いわゆるメトロイドヴァニアである。『ENDER LILIES』の続編にあたり、前作の数十年後の物語が描かれる。調律師であるライラックが、人工生命のホムンクルスをめぐる戦いと出会いをまじえて、世界と向き合っていく。前作に引き続き、アドグローブとLive Wireが共同開発。昨年3月より早期アクセスでの開発を経たのち、1月23日に大規模アップデートと共に正式リリースされ、高い人気を博している。
今回は本作にてPC向けにVer1.1.0が配信された。同アップデートでは「追憶連戦」「追憶戦」「New Game+」が実装される。やりこみユーザー向けのアップデートだ。
「追憶連戦」は、いわゆるボスラッシュである。すべてのボスを倒すことで解放され、記憶から追憶連戦を選ぶことで挑戦可能。クリア時間はレコードになるほか、クリアすることでフラグメントを獲得できるという。得られるフラグメントは難易度で異なる。
「追憶戦」は、いわゆる再戦モード。こちらも記憶から「追憶戦」を選ぶことで挑戦可能。クリアすることでフラグメントを獲得できるという。同じく、得られるフラグメントは難易度で異なる。なお、フラグメントの用途としては、ギャラリーやコスチュームの購入に利用可能だ。

また本作において、ついにNew Game+が実装される。ゲームをクリアし特定のエンディングを見ることで解放。パラメータ、スキル、アイテムを引き継いで、最初からゲームを開始することができる。なお、すべての敵は最終チャプター以上の強さになり、出現する強敵(ボス)などのAIは強化されているそうだ。
留意点としては、1周目でアイテム入手済みの場所には、New Game +では別アイテムが再配置されるという。再配置されるアイテムはマテリアルかジャンクで固定。1周目でとっていないアイテムは、New Game+では別アイテムにならず、元々のアイテムを入手できる。New Game+で再配置されたアイテムを取った場合、もう一度New Game+を行うと同じものが再配置されるそうだ。

さらにNew Game +においては、レリックの強化段階が追加されるという。レリックの精錬所で+状態のレリックをさらに一段階強化可能に。+から++になり、さらなる効果量アップやコスト削減を得ることができる。なお、強化不可のレリックは引き続き強化不可のままである。
なお本作のSteamユーザーレビューには本稿執筆時点で1万件以上が投じられ、レビューステータスは「圧倒的に好評」。細かいアップデートが続けられてきたが、このタイミングでまたエンドコンテンツが追加されるわけだ。腕に自信のある方は挑戦してみよう。
『ENDER MAGNOLIA: Bloom in the Mist』は、PC(Steam)およびNintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S向けに販売中だ。Ver1.1.0アップデートはPC向けに配信中。その他プラットフォームは後日配信予定だ。