『エルデンリング』DLC、「マップサイズはリムグレイブぐらい」とのインタビュー回答が今ツッコまれる。どこがやねんとして

 

『エルデンリング』DLC「SHADOW OF THE ERDTREE」が6月21日にリリースされた。発売に際して、2月に公開されていたインタビューの内容が楽しげなツッコみを受けているようだ。

『エルデンリング』は、フロム・ソフトウェアが手がけるアクションRPGだ。広大なオープンワールドを舞台としつつ、『ダークソウル』シリーズなど同スタジオ過去作のゲームプレイを色濃く継承。ボス戦をはじめ、手強い調整となっている戦闘なども特徴だ。そして本作にとって最初で最後の大型DLC「SHADOW OF THE ERDTREE」では新たな舞台となる「影の地」にて、神人ミケラにまつわる物語が描かれる。


DLCが解禁され、さまざまなユーザーが影の地に赴いている。その中で、「マップサイズはリムグレイブぐらい」とコメントした、ディレクター宮崎英高氏(以下、宮崎氏)のコメントが今話題になっているようだ。

宮崎氏は2月に特定のメディアから取材に対応していた。さまざまな質問が飛び交う中、「DLCの世界のマップサイズは、本編に比べるとどのくらいか?」との問いが飛び出した。宮崎氏は「リムグレイブかそれより大きいぐらい」と回答(IGN,Eurogamer)。しかしながらこの回答が今になりツッコまれている。


リムグレイブは、『エルデンリング』における最初のマップである。大きくリムグレイブ西部、リムグレイブ東部、そして啜り泣きの半島に区分される。それなりに広いものの、ゲーム全体からすると15~20%程度に過ぎない。DLCの影の地はその程度のサイズだと思われていた。しかしながら、「どこがリムグレイブ程度なんだ、リムグレイブよりはるかに大きい」との指摘が集まっている。

先行プレイ組であるThe Washington PostのGene Park氏は「宮崎氏のリムグレイブぐらいというコメントは嘘」と楽しげにコメントし、本編の75%ほどの大きさに感じると語った。


またDLCを進めているユーザーからは「宮崎の考えるリムグレイブと、実際の影の地」といったネットミームが生まれている。インタビューよりもずっとボリュームがあるではないか、という楽しげなツッコミが展開されているわけだ。


なぜ宮崎氏のコメントが嘘とイジられているのか。それは以前にも同様のコメントをしたことにあるだろう。同氏は『エルデンリング』本編発売前に「メインルートのみなら30時間程度でクリアできる」とコメントしたところ、「そんな時間ではクリアできない」と人々から指摘されていた(How Long to Beatによると、メインルートのみクリアの平均は59時間半程度)。宮崎氏はこの楽しげなツッコミを踏まえてか、DLCについての「総プレイ時間としてのボリューム」に関するコメントは回避(関連記事)。一方でマップサイズについての回答にまたしてもツッコミがはいったわけである。

ただ、宮崎氏も適当に「リムグレイブぐらい」と語ったわけではなさそうだ。いずれのインタビューでも「(マップサイズについて)正確に述べるのは難しい」「あえて比較するなら」といった表現を使っており、かつ「リムグレイブぐらいか、それより大きいぐらい(it’s probably comparable, if not larger, than the area of Limgrave from the base game)」と回答している。なので、「リムグレイブぐらい」というより「リムグレイブかそれよりも大きいぐらい」が、よりニュアンスの近い回答なのだろう。宮崎氏が同氏なりに慎重に答えたつもりが、そのコメントを上回るサイズに仕上がっていることが面白がられているわけだ。

ちなみに、リムグレイブは「小さな初期マップ」としてのニュアンスで使われがちであるが、ちゃんと思い返してみると結構大きかったりする。東部・西部・啜り泣きの半島どれも広大で、エリアは60ほどを誇る。祝福は36で、ダンジョンは11。ボスも9体存在。結構なボリュームである。ただしDLCプレイ時間20時間ほどの筆者としても、影の地はそれよりも広大ではあるとは感じる。さらにリムグレイブよりも高低に広がっており、より大きさを感じさせるだろう。リムグレイブ比で実際にどれぐらい大きいのか。それはゲームをクリアしてから、比べてみるとよさそうだ。

『エルデンリング』はPC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中。DLC「SHADOW OF THE ERDTREE」は、6月21日より発売されている。