クトゥルフ神話の影響を受けるサバイバルホラー『Edge of Sanity』9月14日配信へ。異形の怪物潜む過酷な環境のアラスカで、正気度などを管理しつつ生き延びる


パブリッシャーのDaedalic Entertainmentは8月16日、Vixa Gamesが手がけるサバイバルホラーゲーム『Edge of Sanity』を9月13日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One。ストアページによると、日本では時差の関係で9月14日配信となるようだ。ゲーム内は日本語表示に対応する。

本作は、アラスカの厳しい環境を舞台にする2Dサバイバルホラーゲームだ。クトゥルフ神話から影響を受ける世界観が特徴となる。


『Edge of Sanity』の主人公は、アラスカの野外実験室で働く科学者たちを支援する補給チームのひとり。ある日彼は、拠点にて異形のモンスターに遭遇し、命からがら脱出するも仲間と離ればなれになってしまう。その後、偶然再会した仲間と共に屋外にキャンプを設営。ここを暫定的な拠点とし、この土地で何が起こったのか真実を究明することになる。

本作では、ワールドマップから行き先を選択し、サイドビューのステージを探索。洞窟や鉱山、あるいは隠された研究所などを訪れ、主人公や仲間が生き延びるために必要な物資を探す。本作にはクラフトシステムが用意されており、素材となるアイテムを組み合わせて別のアイテムや道具、武器などを作成可能だ。また、探索を進めるうえで必要なキーアイテムを探す場面もある。


探索中には、敵となるモンスターに出会うこともある。モンスターは種類によって異なる特性をもち、たとえば、目が見えず主人公の足音を感知して襲ってきたり、光が苦手だったり、あるいは正面から戦うことが難しいほど凶暴であったり。プレイヤーは、物陰に隠れてやり過ごしたり、隙を突いて武器で攻撃したり、罠を仕掛けたりと、それぞれの特性を見極めて対処することが求められる。

主人公にはストレス値を表すステータスが存在し、探索中の行動や出来事によって増減。そしてストレス値が一定以上貯まると、狂気によりトラウマを抱えることになる。トラウマには複数の種類があり、会話に新たな選択肢が登場したり、クラフトできるアイテムやバックパックのスロットが追加されたり、スタミナゲージの挙動が変化したりと、ゲームプレイにさまざまな影響が現れる。

トラウマは、プレイヤーに有利に働くものもあるが、そうでない厳しい効果も存在するとのこと。さらに、トラウマを重ね狂気レベルが最大に達すると、悲惨な死を迎えることになるという。そのため、キャンプで休んだり、探索中に発見できる祭壇に祈りを捧げたりなどして、ストレス値を上手く管理しなければならない。


このほか、探索を通じてはほかの生存者を発見でき、キャンプに連れ帰ることができる。生存者にはそれぞれ特定のスキルがあり、プレイヤーの遠征中に特定の資源を集めさせたり、偵察ミッションに送り出したり、あるいは食料や水など生存に必要な資源を確保するための施設を整備させたりといったことが可能。一方で、彼らにも正気度にかかわるステータスが用意されており、それを管理することが求められる。

『Edge of Sanity』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに、9月14日に国内配信予定。PS5版の予約受付がすでに開始されており、通常版の価格は3080円(税込)となっている。また、Steamでは体験版が現在配信中だ。