「Hearthstone」と「将棋」を掛けあわせたような対戦ターンベースストラテジー『DUELYST』、Steamにて配信開始

Counterplay Gamesは、オンライン対戦型のターンベースシミュレーションゲーム『DUELYST』をSteamにてリリースした。昨年10月に当サイトでも紹介した『DUELYST』は、Blizzardの『Hearthstone』に「将棋」の要素を組み合わせたようなタイトルだ。

Counterplay Gamesは、オンライン対戦型のターンベースシミュレーションゲーム『DUELYST』をSteamにてリリースした。昨年10月に当サイトでも紹介した『DUELYST』は、Blizzardの『Hearthstone』に「将棋」の要素を組み合わせたようなタイトルだ。今年5月にはベータテストを終え正式サービスがスタートしていたが、公式クライアントだけでなく新たにSteam経由でもプレイすることが可能になった。

なお『DUELYST』の基本プレイは無料で、有料カードパック(オーブ)を買うタイプのアプリ内購入がある。Steam版ではSteam Walletを使ってオーブを購入することが可能。

『DUELYST』には6つの陣営と12人のジェネラルが存在。プレイヤーは1人のジェネラルを選択して40枚のデッキを組み、ほかのプレイヤーと戦うことになる。基本的なルールは『Hearthstone』にかなり近いが、ミニオンを出すフィールドが「将棋」や「チェス」のような碁盤目状になっているのが特徴だ。プレイヤーはジェネラルおよびカードから召喚したミニオンを駒のように移動させながら、敵ジェネラルの撃破を目指すことになる。所持しているカードと盤上の状況によっては、コンボを決められ1ターンで大逆転される可能性もあり、最後まで展開のわからない戦いが楽しめるのも本作の魅力でもある。

『DUELYST』では昨年紹介した時点から正式サービス開始までさまざまなアップデートが実施されてきた。6人のジェネラルは12人に増え、さらにそれぞれが「Bloodborn Spell」と呼ばれる特殊能力を持つようになった。マッチ開始時の手札が3枚から5枚に増え、さらにドローするカード枚数が2枚から1枚に増えるなど、ゲームの根幹のシステムも変更されている。また、各陣営のカードも何度かの変更が加えられてきたので、ひさびさにプレイするプレイヤーはあらためてゲーム内容をチェックしておくといいだろう。

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なお8月31日には『DUELYST』初の拡張パックとなる「Denizens of Shim’zar」がリリース予定。90枚以上の新規カードが登場する予定で、現在は50個のオーブと特製のカード背面デザインが手に入る49.99ドルのパックも販売されているので、気になる人はチェックしてみよう。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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