“国土積み重ね”パズルゲーム『Drop Duchy』Steamにて5月6日配信へ。『テトリス』風パズルで国土を拡大し、デッキ構築した兵力で敵を征服
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パブリッシャーのThe Arcade Crewは2月18日、Sleepy Mill Studioが手がけるローグライト・パズル戦略ゲーム『Drop Duchy』を5月5日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、日本では時差の関係で5月6日配信となるようだ。ゲーム内は日本語表示に対応予定。
本作は、『テトリス』風のブロックパズルを通じて国土を築き、敵軍と戦う戦略ゲームだ。施設の建設にデッキ構築要素も取り入れられている。
『Drop Duchy』にてプレイヤーは、毎回ランダム生成されるワールドマップのルートを選択して進みながら、バトルやイベントなどをこなしていく。バトルステージでは、さまざまな形状・種類の地形ブロックを、まさに『テトリス』のようにフィールドに落として、国土を築くところから開始。なお、横のラインを揃えてもブロックが消えることはなく、ボーナスとして後述する資源を獲得できる。
ブロックには施設を建設するものも存在し、デッキに保有しているものがランダムに供給。主に資源の生産施設と軍施設があり、生産施設は対応する種類の土地に隣接して配置した場合に、その施設の固有の効果範囲から特定の資源を獲得できる。資源は、施設のアップグレードやスロットのアンロックなどに利用可能だ。
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一方の軍施設では、隣接する土地の種類および効果範囲にあわせて兵力を獲得。なお自軍だけでなく、敵軍の軍施設ブロックも供給され、どちらもプレイヤーが配置する。すなわち自軍の兵力を高めつつも、敵軍の兵力はなるべく抑えるような配置になるように、各種ブロックを落としていくわけだ。
そうして規定数のブロックをすべて落としたら、戦闘フェイズへ突入。基本的には数で勝れば有利だが、軍施設が集める兵力は三すくみの関係にある軽歩兵・重騎兵・弓兵に分けられ、相性の良い相手に対しては兵力に+50%の補正がつく。そうした有利不利も考慮しながら戦わせて勝利を目指すのだ。バトル終了後には、新たな施設などをランダムに複数提示された中から獲得できる。
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なお、バトルに敗れてもそこで終わりではなく、自派閥の総合的なHPにあたる防衛ポイントが負けた兵力分だけ削られて先に進むかたち。防衛ポイントがゼロになるとゲームオーバーだ。マップには、ほかに資源収集に特化したバトルなしのステージや、資源の交易所なども存在し、そして最後ではボス戦が待ち受けている。
『Drop Duchy』は、PC(Steam)向けに5月6日配信予定。また体験版が現在配信中だ。体験版は、今回の発表にあわせて新要素が追加されたバージョンが新たに配信開始されている。