オープンワールド・ドリフトレースゲーム『DRIFT ISLAND』発表。日本っぽい島にてドリフトとバイト、愛車改造に明け暮れる

PlayWayは5月12日、ECC GAMESが手がけるドリフトドライブゲーム『DRIFT ISLAND』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

パブリッシャーのPlayWayは5月12日、ECC GAMESが手がけるドリフトドライブゲーム『DRIFT ISLAND』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年内に早期アクセス配信予定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

本作は、ミサイル車両とも呼ばれるドリフトに特化した車を組み上げて、オープンワールドのマップにてドライビングテクニックを試す作品だ。マップは日本をモチーフにしている模様である。

『DRIFT ISLAND』には、国産スポーツカーをモチーフにした車両がさまざま収録され、エンジンやサスペンションなどのパーツを交換したりチューニングしたりして、自らの車両を作成・カスタマイズすることが可能。特にチューニング部分は繊細な仕様となっているようで、調整を誤るとエンジンブローを起こすこともあるという。

マップはオープンワールドとなり、Drift Islandという島が用意されるようだ。曲がりくねった山道や工業地帯などのエリアが存在し、車を運転して探索する中で、各地に用意されたチャレンジに挑む。現時点で詳細は不明ながら、そうしたチャレンジを通じてドリフトポイントを獲得することが目標のひとつとなる模様である。公開されたトレイラーでは、ほかの車両とサーキットでレースを繰り広げるシーンも確認できる。

本作では車両へのダメージも表現され、ガードレールやバリアに接触・衝突すると、車両の外装は傷つき破損する。さらに搭載するパーツが損傷することもあり、走行中のより大きなトラブルにつながってしまうという。そのため車両がダメージを受けたら、都度修理して適切な状態を保っておくことが求められる。

車両のカスタマイズや修理にはコストがかかるため、お金を稼がなければならない。プレイヤーにはフードデリバリーの仕事が用意され、自らの愛車で島中を駆け巡って配達。そうして得た報酬で、より良いパーツに投資するなどして、車両をさらにアップグレードしていくのだ。トレイラーでは、一般車両に接触しながらも猛スピードでピザ配達をする様子が見られる。

早期アクセス配信中には定期的にアップデートが配信され、プレイヤーからのフィードバックを元に、新たなパーツや車両、コースの追加などをおこなっていく計画とのこと。正式リリースまでの想定期間は現時点では示されていない。

本作の開発元ECC GAMESは、『DRIFT CE』や『Car Mechanic Simulator: Racing』といったドリフトレースゲームを手がけてきたポーランドのスタジオだ。同スタジオは、『BUSHIDO: Drift and Race』という新作を2023年に発表しており、その後『DRIFT ISLAND』に改題され、このたびPlayWayを販売元に迎えあらためて発表された格好だ。

『DRIFT ISLAND』は、PC(Steam)向けに2025年内に早期アクセス配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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