ムービー&QTEゲームの始祖『ドラゴンズレア』が映画化を目指し復活へ、原作者がKickstarterキャンペーンを実施

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『ドラゴンズレア』のプロデューサーGarry Goldman氏とアート担当のアニメーターDon Bluth氏は、同作の映画化プロジェクトを始動した。Kickstarterにて55万ドルの獲得を目指すクラウドファンディングを現在実施している。ムービーやQTEゲームの始祖ともいえる『ドラゴンズレア』が、30年以上の時を経てついに「本物の映画」になろうとしている。

ムービーゲームの始祖、ムービーへ

『ドラゴンズレア(Dragon’s Lair)』は、1983年にCinematronicsよりリリースされたレーザーディスクのビデオゲームだ。主人公であるナイト「Dirk the Daring」が、囚われのお姫様である「Princess Daphne」を救うという王道の冒険ストーリーを描く。『マリオブラザーズ』や『エレベーターアクション』などが発売された1983年に、豪華なカートゥーン調アニメーションをふんだんに盛り込み、また現代でいうところの「QTE」を取り入れた『ドラゴンズレア』は、画期的な作品だったと言えるだろう。(なおNES版や国内でスーパーファミコン向けに発売された『ドラゴンズマジック』は、同作をもとにした高難易度アクションゲーム)

そして映画版「ドラゴンズレア」では、ゲーム版「ドラゴンズレア」の前日譚が描かれる予定だ。

アニメに身近なわたしたち日本人は、アニメーション制作がいかにリソースを無尽蔵に消費するかを知っている。Goldman氏とBluth氏もこの点について「一般的に手描きでもCGでもコストは55万ドル(約6600万円)から240万ドル(約2億8800万円)、あるいはもっと必要かもしれない。制作だけでね」と触れている。全世界の市場へとプロモーションをするには、さらに100万ドルは必要になる見込みだそうだ。

そして初期目標額にて提示されている55万ドルは、彼らが10分間のサンプルアニメーションを制作し、外部の投資家たちへと見せるための資金とされている。最終的にまるまる1本の映画を制作するには、おおよそ7000万ドル(約84億円)は必要になる計算であるという。現在Kickstarterキャンペーンは、残り30日を残し4万2000ドル以上を集めている。

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