ドラゴンボールMOBA『DRAGON BALL PROJECT:Multi』オープンβテストが開始され、さっそく盛況。ドラゴンボールの奪取を目指す4対4チーム対抗バトル


バンダイナムコエンターテインメントは8月20日、チーム型対戦ゲーム『DRAGON BALL PROJECT:Multi』のオープンβテストを、9月3日までの期間限定で開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Android。誰でも無料で参加することができ、さっそく多くのプレイヤーで賑わっているようだ。

本作は、「ドラゴンボール」のゲームとして初めてのチーム型対戦ゲーム。公式には言及されていないが、いわゆるMOBA(Multiplayer Online Battle Arena)ジャンルの作品にあたる。開発は、『ONE PIECE WORLD SEEKER』や『ドラゴンボールフュージョンズ』などの実績があるガンバリオンが担当。ちなみに、『DRAGON BALL PROJECT:Multi』は仮題であり、正式タイトルは今後発表される。

『DRAGON BALL PROJECT:Multi』では、4対4でのチーム対抗バトルを楽しめる。プレイヤーキャラクターであるヒーローには、悟空やベジータ、ピッコロ、クリリン、魔人ブウなど、原作でおなじみのキャラクターが多数参戦。それぞれ、超攻撃特化のダメージ、壁となり味方を守るタンク、援護や妨害を担うテクニカルといったロールが割り当てられている。追加のヒーローは、報酬のヒーローコインを使ってアンロック可能だ。見た目のカスタマイズ要素も用意されている。

バトルは4対4でおこなわれ、両陣営の拠点が向かい合ったかたちで配置されたマップを舞台に、最終的に敵拠点のシェルを破壊してドラゴンボールを奪ったチームが勝利となる。バトルでは基本アクションに加え、各キャラにちなんだ技を駆使して戦う。たとえば悟空であれば、かめはめ波や界王拳などがあり、敵と戦いレベルアップしていくなかでアンロックされ、同時にキャラのパラメーターも上昇。試合を通じて強くなっていくゲームプレイが特徴のひとつとなる。

マップ内には、敵味方それぞれの破壊神エリアが存在し、味方の破壊神エリアに入るとライフを回復可能。一方、敵の破壊神エリアに立ち入ると大ダメージを負ってしまう。敵の破壊神エリアを発見すると、全王が自陣営の拠点から駆けつけてきて、一定時間だけ敵の破壊神を攻撃可能に。そうして敵の破壊神エリアを無効化することも、勝利へのカギとなりそうだ。このほかプレイ中には、大猿などのボスが現れることがある。

本作のオープンβテストは、日本を含む欧米アジアの一部の国にて、8月20日から9月3日にかけてPC(Steam)/iOS/Android向けに実施中。クロスプレイに対応し、またバンダイナムコIDを連携させることでプラットフォーム間でのユーザーデータの共有も可能(製品版への引き継ぎ要素はなし)。ランダムマッチにて、先述したドラゴンボールの奪取を目指すメインルールでのチーム対戦を楽しめる。

PC(Steam)版でのオープンβテストについて同時接続プレイヤー数を確認してみると、開始直後から一気に約1500人を記録。その後も緊急メンテナンスを挟みつつ増加し、初日のピークとしては約3200人となった(SteamDB)。平日にしてはまずまずの盛況ぶりであり、モバイル版を含めるとかなり多くのプレイヤーが参加しているものと考えられる。なお、一部でマッチメイクのエラーが発生しており、開発元が対応中。頻発する場合は、ネットワーク接続先の変更や、プレイするデバイスの変更で改善される場合があるとのことだ。

『DRAGON BALL PROJECT:Multi』は、PC(Steam)/iOS/Android向けに基本プレイ無料にて2025年配信予定。そしてオープンβテストは、9月3日午後2時59分まで開催中だ。

オープンβテストは誰でも無料で参加可能。PC(Steam)版は、ストアページの「DRAGON BALL PROJECT: Multi Playtestに参加」からアクセスをリクエストすることで招待を受けられる。iOS/Android版は、各ストアページからアプリをダウンロード可能だ。詳細は公式サイトを確認してほしい。