中国発・「ドラえもん」カートレースゲーム『哆啦A梦飞车』がSteamに出現。ひみつ道具を駆使してのび太やジャイアンたちとレース、マルチ対応
デベロッパーのNextJoyは7月8日、レースゲーム『哆啦A梦飞车』のPC(Steam)版を発表した。7月24日に配信予定。なお、ゲーム内は中国語表示のみの対応となる。
本作は「ドラえもん」のレースゲームだ。哆啦A梦はドラえもんの中国語名で、タイトルは『ドラえもんスピード』といったような意味となる。もともと、藤子・F・不二雄プロ監修のモバイルゲームとして昨年中国向けにリリースされており、今回Steamでも展開されることとなったようだ。
『哆啦A梦飞车』は、ソロプレイおよびオンラインマルチプレイに対応。ドラえもんやのび太、静香、ジャイアン、スネ夫、ドラミといった「ドラえもん」のおなじみのキャラクターたちがドライバーとして登場し、レース場や古代遺跡、住宅地、のび太の部屋などのコースでレースに挑む。のび太の部屋など一部のコースでは、スモールライトで小さくなってレースをするという設定となる模様である。
公開された映像では、本作は『マリオカート』風のゲームプレイとなることがうかがえる。コース上には一定間隔でアイテムボックスが配置され、そこを通過することでアイテムを獲得。本作の場合は「ドラえもん」のひみつ道具を入手でき、たとえば対戦相手を小さくしてスピードダウンさせる「スモールライト」や、攻撃しスピンさせる「ゆうどうミサイル」、相手からの妨害を防ぐ「透明マント」などが確認できる。ひみつ道具は2つまでストックできるようだ。
コース上にはほかにも、通過することでブーストを得られるエリアや、壁を走行できるエリアなど、さまざまなギミックが存在。また、ジャンプ台を使ってコースの途切れた部分を飛び越える際には、一旦車を捨ててタケコプターで空を飛ぶことになる模様である。このほか、コース毎のタイム評価要素や、車両のカスタマイズ要素なども用意される。
『哆啦A梦飞车』は、PC(Steam)向けに7月24日配信予定だ。なお、モバイル版は日本では配信されていないが、Steam版は今のところストアページに地域制限はかかっておらず、日本でもプレイできるかもしれない。