スーパーヒーロー「派遣」ゲーム『Dispatch』発表。スーパーヒーローの派遣係として仕事をこなしつつ、宿敵へ復讐する機会をうかがう

AdHoc Studioは12月13日、『Dispatch』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびコンソールで、2025年配信予定。日本語にも対応予定。スーパーヒーロー派遣担当者として仕事をする作品だ。

デベロッパーのAdHoc Studioは12月13日、スーパーヒーロー職場コメディゲーム『Dispatch』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびコンソールで、2025年配信予定。Steamストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

本作は、現代のロサンゼルスを舞台に、スーパーヒーローの派遣センターで働く作品だ。ヒーローとしてではなく、ヒーローの派遣担当者としての仕事を担う。

『Dispatch』の主人公は、メカマンことロバート・ロバートソン。彼は、宿敵との戦いにてメカスーツを破壊されたことで、スーパーヒーローの派遣センターで働くことになる。緊急事態が発生中の現場にヒーローを派遣したり、元スーパーヴィランたちのリハビリを担当したり、オフィス内の人間関係を管理したりといった仕事をしながら、メカスーツを再建して宿敵への復讐のチャンスをうかがうのだ。

派遣センターには個性豊かなヒーローたちが登録されており、プレイヤーは戦略マップを使って進行中の緊急事態を確認し、任意のヒーローを派遣して対処する。各ヒーローには個性や欠点、過去があり、1件につき最大3名のヒーローを派遣できるようだ。ヒーローのスキルをアップグレードしたり、能力を解放したりといった要素も存在する。

また本作では、派遣センターの休憩室でのやり取りから、現場での生死を分ける状況まで、プレイヤーが下すすべての決定が物語のその後の展開に関わってくるという。ヒーローたちとの関係や彼らの忠誠、また街に長期的な影響を与える可能性もあるとのこと。

本作の開発元AdHoc Studioは、『Tales from the Borderlands』や『The Wolf Among Us』といった高評価アドベンチャーゲームを手がけたNick Herman氏やDennis Lenart氏らによって設立。ヒーローらのキャストとしては、ドラマ「ブレイキング・バッド」などに出演しているAaron Paul氏や、映画「バスキア」の主演などで知られるJeffrey Wright氏、また著名ゲーム作品に携わる声優も数多く出演している。

『Dispatch』は、PC(Steam)およびコンソール向けに2025年配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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