パブリッシャーのKRAFTONは11月8日、開拓生活シミュレーションゲーム『Dinkum Together』を正式発表した。傘下スタジオ5minlabがモバイル向けに開発中で、2025年12月に配信予定。
本作は、インディー開発者James Bendon氏による『Dinkum』のスピンオフ作品だ。オリジナル版の『Dinkum』は、オーストラリアの自然をモチーフとした開拓ライフシム。現在PC(Steam)向けに早期アクセス配信中で、ユーザーレビューにて約1万8000件のうち94%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。さらに売り上げ100万本を突破している人気作である。
『Dinkum Together』では、原作者James Bendon氏の地元でもあるオーストラリアをモチーフにした島を舞台に、プレイヤーは入植者として広大な世界を自由に探索しながら、さまざまな動植物と触れ合ったり図鑑を埋めたりしながら、のんびりとした時間を楽しむことができるという。先日公開されたゲームプレイ映像によると、マルチプレイにも対応することがうかがえる。発表では、友達と冒険を共有したりイベントに参加したりできると案内されている。キャラクターカスタマイズ用要素も用意されるとのこと。
本作のゲームプレイについては、原作『Dinkum』をベースにしながら、サンドボックス要素をさらに強化し、“見るもの”、“遊ぶもの”、“作るもの”を提供するとされている。マップ内にはジャングルや草原があり、またユリシス蝶やカンガルー、ワニなどが生息。プレイヤーは探検や建築、昆虫採集など、さまざまなアクティビティを楽しむことができる。
以下に掲載したゲームプレイ映像では、ほかのプレイヤーと一緒に資源を集めてキャンプを作ったり、畑を作って作物を収穫したり、魚釣りを楽しんだり、あるいは動物と触れ合ったりといったシーンが確認できる。凶暴なワニと戦うこともあるようだ。
『Dinkum Together』は、モバイル向けに2025年12月に配信予定。本作は、11月14日から韓国にて開催されるゲームイベント「G-STAR 2024」に試遊出展されるとのことで、そこでさらなる情報が公開されるかもしれない。また、オリジナル版である『Dinkum』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。