サイコロ多彩シナジー・ローグライト『Die in the Dungeon』2月22日配信へ。デモ版から「圧倒的に好評」な期待作がついに
パブリッシャーのHypeTrain Digitalは1月17日、ATICOが手がけるデッキ構築型ターン制ローグライトゲーム『Die in the Dungeon』を2月21日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、日本では時差の関係で2月22日配信となるようだ。またゲーム内は日本語表示に対応予定。
本作は、プレイするたびに姿を変えるダンジョンでモンスターと戦う作品だ。デッキ構築要素にサイコロが取り入れられ、そのサイコロを使ったバトルが特徴となる。
『Die in the Dungeon』にてプレイヤーは、モンスターとのバトルやイベントをこなしながらダンジョンを進んでいく。バトルはターン制で進行し、先述したようにサイコロを使用する。ターンごとにデッキからサイコロを5つ引き、複数のスロットがあるボードにサイコロを配置し、その効果を発動させて戦うのだ。
サイコロは、敵を攻撃する赤色のものや、敵の攻撃を防御する青色、体力を回復させる緑色、ボード上の別のサイコロの効果を高める紫色のものなど、種類によって色分けされている。そして、デッキから引いてきた際に出目が決まり、たとえば赤色の3であれば攻撃力3となる。なお、サイコロの目は1から6まで並んでいるわけではなく、大抵は同じ目が複数存在する。
バトルを進めるうえでは、ボードにサイコロを戦略的に配置することが重要となる。たとえば先述した紫色のサイコロでは、出目の数字分離れたスロットのサイコロの効果を、出目の数字分だけ高めることが可能。ほかにも、別のサイコロの効果をコピーしたり、配置したスロットに次ターンから効果を付加したりと、さまざまなサイコロが存在する。敵のステータスや能力も考慮しつつ、手持ちのサイコロの効果を最大限高めて発動させるのだ。
バトルに勝利すると、新たなサイコロを入手したり、デッキ内の不要なサイコロを破棄したり、あるいはサイコロやボードを強化できる遺物を獲得したりできる。また、複数の選択肢から選んで状況に対応するイベントが発生することも。イベントの各選択肢は、特定の条件に合うサイコロを所有していないと選択できない仕組みとなっており、結果によって異なる遺物を入手できる。
本作は、これまでにプロトタイプ版や体験版が無料配信されてきた。このうち体験版にあたる『Die in the Dungeon: Origins』はPC(Steam)向けに2023年12月に配信され、ユーザーレビューでは本稿執筆時点で約3300件のうち96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。
同作のレビューでは、ただ大きい出目が強いというわけではなく、ボードへの配置や遺物との組み合わせによって、小さな出目でも強力な効果を発揮できる戦略性の幅広さなどが好評を博している。また、デモ版ながらエンドレスモードが実装されており、そのボリュームも本作の高評価を後押ししているようだ。製品版では、新たなキャラクターやサイコロ、ボスなど、多数の新要素が導入されているとのことで、パワーアップに期待したい。
『Die in the Dungeon』は、PC(Steam)向けに2月22日配信予定だ。