アリバイ捜査ミステリー『Detective NEKKO – ディテクティブネッコ -』2025年初頭配信へ。“見えすぎる目”で容疑者の過去を見て嘘をあばく、誰も死なないミステリー

『Detective NEKKO - ディテクティブネッコ -』2025年初頭へ。“見えすぎる目の能力”を使って事件を捜査する、誰も死なないシネマティックミステリーアドベンチャー。

国内ゲーム開発者のARA氏は6月25日、ミステリーアドベンチャーゲーム『Detective NEKKO – ディテクティブネッコ –』を2025年初頭に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

本作は、新米探偵とその相棒が“見えすぎる目の能力”を使って事件を捜査する作品だ。“誰も死なない”シネマティックミステリーアドベンチャーとのこと。

『Detective NEKKO – ディテクティブネッコ -』では、容疑者のアリバイ捜査がゲームプレイの中心になる。主人公の新米探偵ネッコは、相手が過去に見たものを見たり、事件を俯瞰して見たり、相手の情報や自分への感情を見たりできる不思議な目の力をもっており、捜査はこうした力を駆使しておこなうこととなる。

相手の過去を見る能力を通じては、容疑者の一人称視点にて事件当日の過去を体験。そのなかで容疑者の口が語る嘘と、“目が語ってしまう真実”との矛盾を探す。事件を俯瞰して見る能力では、アリバイ捜査で見えてきた事件の全貌を整理するために役立つ。容疑者全員の行動を比較することで、証言のほころびが見えてくるそうだ。


そして相手の情報や自分への感情を見る能力では、相手の名前や年齢、職業を知ることができるほか、ネッコに対する特定の感情が数値化されて表示。たとえば、ネッコに「感心している」や「期待している」、あるいは「バカにしている」などの感情とその度合いを確認でき、相手からどれだけ信頼されているかを見ることが可能だ。探偵としてどう考え、どう答えるかによって信頼は少しずつ変動し、物語の結末が大きく変わっていくとのこと。

このほか、ネッコにはジケンボという相棒がおり、一緒に捜査する。ジケンボは、ネッコが背負っているカバンのことのようで、自分が何者なのかを捜査してほしいとネッコに依頼したことで、行動を共にすることになったようだ。また、ネッコの目の能力はジケンボから譲り受けた模様で、謎に包まれた存在となっている。

開発者のARA氏は、UIデザイナー・キャラクターモデラーとしてゲーム開発会社に勤めている人物で、本作『Detective NEKKO – ディテクティブネッコ -』は個人で2020年末から開発中。これまでに、集英社ゲームクリエイターズCAMPのオリジナルゲームコンテスト「GAME BBQ vol.01」にて優秀賞を受賞したり、iGi(indie Game incubator)第3期部門賞として特別賞を受賞したりと注目を集めている。

『Detective NEKKO – ディテクティブネッコ -』は、PC(Steam)向けに2025年初頭配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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