デスクトップに3Dキャラを置ける「Desktop Mate」まさかの『ニーア オートマタ』の2B実装DLC発表。モーキャプ担当まで原作通り、こだわりモーションいろいろ
インフィニットループは10月2日、「Desktop Mate」向けの新DLCとして、『ニーア オートマタ』とコラボした「NieR:Automata ヨルハ二号B型」を発表した。2Bがデスクトップ上に登場するようだ。

デベロッパーのインフィニットループは10月2日、デスクトップマスコットプラットフォーム「Desktop Mate」向けの新DLCとして、スクウェア・エニックスの『ニーア オートマタ』とコラボした「NieR:Automata ヨルハ二号B型」を発表した。10月9日配信予定で、価格は2200円(税込)。
本作はゲームではなく、ユーザーのPCのデスクトップ画面にかわいいキャラクターを登場させるアプリだ。PC(Steam)向けに無料配信されており、インフィニットループ公式キャラクターの「あいえるたん」が基本収録。そして有料DLCにてさらなるキャラクターを追加できる仕様となっている。

「Desktop Mate」では、3Dグラフィックで表現されたかわいいキャラクターをPCのデスクトップ画面に登場させられる。キャラクターは、タスクバーの上に座ったり寝そべったりしながら、ユーザーのマウス操作を目で追ったり、カーソルに手を伸ばしたりと反応する。また、マウス操作で自由な場所に配置することもでき、ウィンドウの上に座らせルことも可能だ。このほか、アラーム機能が搭載されており、セットした時間になるとキャラクターがお知らせしてくれる。
本アプリは今年1月にPC(Steam)向けに配信され、これまでに累計160万ダウンロードを記録しているという。リリース後には「初音ミク」を皮切りに、「ずんだもん」や「重音テト」などの追加キャラクターDLCが随時配信されている。第3弾DLCである「ずんだもん」からはボイス機能が実装され、また麻雀ゲーム『雀魂』とコラボした「ちび一姫」には、『雀魂』での対局中にちび一姫が観戦しリアクションする連動機能も用意された。


そして今回発表された新DLC「NieR:Automata ヨルハ二号B型」では、なんとスクウェア・エニックスのアクションRPG『ニーア オートマタ』とのコラボが実現。同作の主人公である「2B」がデスクトップ画面に登場する。原作ファンが期待するモーションを多数収録し、足を組み替える仕草や後ろ向きに座るポーズ、ニーソックスを直すモーションなど、2Bらしい動きが細部まで再現されているという。なお原作と同じく、モーションキャプチャーは川渕かおり氏が担当している。
本DLCの特別な機能として、とあるモーションの発生により2Bの衣装が変化し、その状態で各種モーションを楽しめるとのこと。また、マウスカーソルを払いのけたり、画面端に寄りかかったりといった2Bらしい反応が見られるほか、マウスカーソルにて2Bが“つままれ”状態になった際にサポートユニット「ポッド042」が登場する演出も用意される。
このほか、原作ゲームから抽出したというボイス機能が搭載され、日本語ボイス(CV:石川由依)と英語ボイス(CV:Kira Buckland)を自由に切り替え可能。またアラーム機能においては、特別な演出として2Bがマスク(戦闘用ゴーグル)を外す姿が見られるそうだ。

本アプリの今後の展開に関して、追加キャラクターDLCとしては音声合成ソフトキャラクターの「花隈千冬」や、『NEEDY GIRL OVERDOSE』の「超絶最かわてんしちゃん」が2025年内に配信予定となっているほか、「東方Project」の「博麗霊夢」や「霧雨魔理沙」も発表済み。また、複数のキャラクターを同時に登場させる機能や、音楽にあわせてキャラクターが踊ったり揺れたりする機能、VRMファイル読み込み機能などを導入するアップデートも計画されている。
「Desktop Mate」は、PC(Steam)向けに無料配信中。そしてDLC「NieR:Automata ヨルハ二号B型」は10月9日配信予定だ。また、本アプリの累計160万ダウンロードを記念して、一部の追加キャラクターDLCを対象とした20%オフセールが10月7日午前2時まで実施されている。