ドワーフ採掘ローグライトシューター『Deep Rock Galactic: Survivor』9月17日にSteam正式リリースへ。正式リリース後もアプデ継続示唆

Ghost Ship Publishingは2月14日、ドワーフ採掘ローグライトシューター『Deep Rock Galactic: Survivor』を9月17日に正式リリースすると発表した。

パブリッシャーのGhost Ship Publishingは4月11日、『Deep Rock Galactic: Survivor』を9月17日に正式リリースすると発表した。本作は現在PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。

本作は、人気ドワーフ採掘FPS『Deep Rock Galactic』のスピンオフとなる、シングルプレイ用のローグライト・オートシューターだ。開発はFunday Gamesが担当。ゲーム内は日本語表示に対応している。

『Deep Rock Galactic: Survivor』は、『Vampire Survivors』などの流れを汲む、いわゆるサバイバー系のゲームプレイが採用。スカウト・ガンナー・ドリラー・エンジニアといったキャラクタークラスからステージ環境、装備品まで、原作『Deep Rock Galactic』をモチーフにした要素が取り入れられている。

本作では、四方八方から襲い来る凶暴な虫の大群と戦い、経験値を貯めてレベルアップすると、追加の武器やアップグレードなどを獲得。そうして敵の猛攻に耐え、最後に現れるボスを倒したら、制限時間内にドロップポッドに乗り込み次なるステージへと向かう。ステージ内の岩を砕くことができる要素が大きな特徴となっており、ステージ環境を戦略的に変化させられるほか、ステージ間でのアップグレードの購入や、恒久的な強化に必要な鉱石を採掘できる。

本作は、昨年2月にPC(Steam)向けに早期アクセス配信が開始。それから約1か月で売り上げ100万本を突破する人気となっており、ユーザーレビューでは本稿執筆時点で約3万4100件のうち86%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。そして、これまでには計4回の大型アップデートが配信され、新たなステージや敵キャラクター、装備アイテムなどが追加されてきた。

そして今回、本作は9月17日に正式リリースを迎えることが明らかになった。その際に導入されるコンテンツなどの詳細は今後発表されるが、そのひとつには「Gear」と呼ばれる要素が存在するとのこと。上に掲載したトレイラーの最後に少し映っており、各種ステータスを引き上げるアイテムとなる模様。開発元いわくGearの導入は小規模な調整にとどまるものではないそうだ。

なお、本作では大型アップデート第5弾が今年の第1四半期に配信され、エンドレスモードなどが導入される予定だったが、先月になって延期が発表された。エンドレスモードを実現するにはパフォーマンスの改善が必須となり、本作の技術的再構築に取り組んでいたものの難航し、正式リリースのプランに影響が出かねないため一旦保留にしたそうだ。開発元は、今後新たなロードマップを発表するとしている。

『Deep Rock Galactic: Survivor』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。そして9月17日に正式リリース予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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