パルクールアクションが魅力のゾンビサバイバルゲーム『Dying Light』では、ユーザー向けのModツールをアップデート。今年1月上旬にアナウンスされていた、PvP(対人戦)とCo-op(協力プレイ)のカスタムMapが作成可能となった。
「Dying Light Dev Tools」は本タイトルを購入済のプレイヤーであれば、誰でもSteam上からダウンロード・使用可能な無料ツール。ゲーム本編にはない洪水のごとく水だらけのエリアや、同社のゾンビ&アクション作品として名高い『Dead Island』の再現といったオリジナルMapをユーザーが作成し、Steamで配信できるというものだ。
PvPシステム自体は以前から存在していたが、プレイヤーの片方がゾンビになり人間vs.ゾンビという形の戦闘であった。今回の拡張により、フィールド上に存在するゾンビと戦いつつ、さらに他のプレイヤーと生き残りをかけた戦闘も同時に楽しめる。
昨年にはマルチプレイでのチート行為をブロックしたため、その影響としてModが一時的に正常に機能しない問題も起きたが、現在はパッチが当てられている。また、開発元であるTechlandは「『Dead Island』の成功にはMod制作者の情熱と創作力が大きく寄与しているし、同じことを『Dying Light』にも我々は望んでいる。Modにより『Dying Light』がどのようにプレイヤーの手によって変化するのか、見るのをとても楽しみにしている」とコメントを寄せている。
ジャンルは違えど『Minecraft』しかり、ユーザーModがゲーム本編に新しい遊びや刺激を与えてくれるのは間違いない。この機会によりパワーアップした「Dying Light Dev Tools」を試してみてはいかがだろう。