Nintendo Switch 2専用新作ゲーム『Dear me, I was…』発表。『アナザーコード』『ウィッシュルーム』開発者が贈る、とある女性の人生追体験

とある女性の人生を追体験するという。手描き調の美しいグラフィックで、他者とのふれあいや、喜び、あるいは悲しみなどを描くのだろう。

アークシステムワークスは6月27日、『Dear me, I was…』を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch 2。同ハード独占になるようだ。2025年夏発売になるという。

『Dear me, I was…』は、インタラクティブアドベンチャーになるようだ。同作においてはとある女性の人生を追体験するという。手描き調の美しいグラフィックで、他者とのふれあいや、喜び、あるいは悲しみなどを描くのだろう。テキストはないそうで、大人の女性が遊んだ後に前向きになれるゲームを目指して作ったそうだ。プレイ時間は40分~1時間とのこと。「短く描く、長い旅」というキャッチコピーも確認できることから、濃密な短編として作られているのだろう。

本作のアートディレクターは、金崎泰輔氏が担当する。同氏は『アナザーコード』や『ウィッシュルーム』シリーズにて、アートを中心としたデザインやディレクションを担当。『Dear me, I was…』でも、同氏の特徴である美しいキャンパスのような描写が確認できる。本作の手法としてはロトスコープなる手法を採用。実写映像を撮影し、それを金崎氏が手描きと着彩に落としていったという。とにかくたくさん絵を描いた、とのことだ。

金崎氏とアークシステムワークスは、『CHASE- 未解決事件捜査課 ~遠い記憶』でタッグを組んでおり、その流れで新作が出るようである。

『Dear me, I was…』は、Nintendo Switch 2向けに2025年夏発売予定だ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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