マルチ対応・強盗ホラーゲーム『Dark Hours』10月25日にSteam早期アクセス配信開始へ。音に敏感なモンスター潜む施設に侵入、自分の立てる音に気を付けながら強盗
デベロッパーのPiece of Cake studiosは10月9日、サバイバルホラーゲーム『Dark Hours』の早期アクセス配信を10月24日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、日本では時差の関係で10月25日配信となるようだ。ゲーム内は日本語表示に対応予定。
本作は、ソロプレイおよび最大4人でのオンライン協力プレイに対応。プレイヤーは、強盗としてオークションハウスに押し入るも、悪魔的なモンスターに遭遇し、生きて脱出することを目指す。
『Dark Hours』の舞台となるのは、閉館後の夜間のオークションハウスだ。マップのレイアウトはプレイするたびに自動生成され、プレイヤーは強盗となって館内に侵入し、貴重な物品を盗み出す。バールやハッキングデバイス、また協力プレイ時のコミュニケーション用のトランシーバーなどの装備が用意され、これらを駆使して盗みをはたらくのだ。
館内に展示されている品々は、そのまま手に取ってバッグ(インベントリ)に放り込むことができ、ロックがかかった金庫であればハッキングデバイスを使って解錠可能。また、たとえば巨大な金庫室に入る場合は、ヒューズを探してきて扉に電力を供給させる必要がある。そうした特定のアイテムを求めて、館内を探索することにもなるだろう。このほか、レーザーによるセキュリティや監視カメラを無効にできるミニゲームも用意されている。
一方で、館内には悪魔のようなモンスターが徘徊しており、見つかると襲われる。この恐怖から逃れるには、どこかに存在する出口を見つけるか、朝になるまで生き延びるかしかない。モンスターは音に敏感で、迫ってきた際には物陰などに隠れてやり過ごすことが可能。ただ本作では、盗みをおこなうほど、何かと物音を立ててしまう仕掛けになっている。
本作では、示されたメインの目標をこなしつつ、モンスターから逃れながら、より多くのお宝を盗み出すことを目指す。装備アイテムのアンロック要素や、キャラクターのカスタマイズ要素が用意されているとのことで、成功報酬を使ってアンロックできるのかもしれない。ただ、夜が深くなるにつれモンスターはより強力になっていくため、欲張るとリスクも高まっていく。
早期アクセス配信開始時点では、オンライン協力プレイを含め基本的なゲーム要素が実装された状態にある予定。収録コンテンツとしては、自動生成されるマップ環境が1つと、10種類の目標が含まれるミッション「The Heist」、5タイプのモンスター、その他いくつかのアイテムが用意される。その後6〜12か月間の開発を経て、正式リリースまでにさらなるマップやモンスター、ミッション、アイテム、カスタマイズアイテムなどが追加される予定となっている。
『Dark Hours』は、PC(Steam)向けに10月25日に早期アクセス配信予定だ。また、体験版が現在配信中である。