
最大4人プレイ・人狼系爆弾解除ゲーム『Cut That Wire』発表。正しいワイヤーを切って起爆回避、「インポスター」は円卓をかき乱す
デベロッパーのWakaStudioは9月6日、人狼系マルチプレイゲーム『Cut That Wire』を発表した。

デベロッパーのWakaStudioは9月6日、人狼系マルチプレイゲーム『Cut That Wire』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。
本作は、最大4人でのオンライン対戦に対応。プレイヤーは、爆弾とともに椅子に縛り付けられたキャラクターとなり、最後まで生き残ることを目指す。

『Cut That Wire』では、擬人化された動物キャラクターとなり、全プレイヤーでテーブルを囲んでプレイする。キャラクターは椅子に縛り付けられており、さらにその体には爆弾がくくり付けられた状態だ。その爆弾を起爆させずに生き延びることが目標となるが、プレイヤーの中にはそれを阻止してくるインポスター(裏切り者)が混じっている。
ゲーム開始時には、各プレイヤーにインポスター・エンジニア・村人のいずれかの役割が与えられる。他人からは判別できない。そして全員でミニゲームをプレイし、そこでの言動について議論して、インポスターだと疑われるプレイヤーに投票する。選ばれたプレイヤーは、自らの爆弾のいずれかのワイヤーを切断しなければならない。起爆すれば脱落となり、本当にインポスターであればエンジニア・村人側の勝利。そうでなければ最後の1人になるまでゲームは続く。
ミニゲームの内容は、お題に沿ってイラストを描いたり、カードゲームをしたりといったものがある模様。疑われないように注意しつつ、インポスターをあぶり出す駆け引きが重要になりそうだ。


爆弾には4本のワイヤーがあり、インポスター役のプレイヤーは、切断すると起爆するワイヤーを判別可能。一方エンジニア役のプレイヤーは、切断しても起爆しない安全なワイヤーのうち1本を見分けることができる。村人役のプレイヤーには特に能力はなく、各プレイヤーをよく観察して議論を導くことに専念する。
投票にてインポスターだと指摘されたプレイヤーはコインを投げて、自らワイヤーを切断するか、ほかのプレイヤーに切断させるかを決定する。もし本物のインポスターに切断させることになれば脱落必至だろう。なお、爆弾は時限式になっており、ゲーム中には常にカウントダウンが進んでいる。インポスター役のプレイヤーにとっては、議論を長引かせるなどしてプレッシャーをかけるような戦略に使えるかもしれない。
本作の開発元WakaStudioは、タイに拠点を置くスタジオだ。本作のほかに『RunOut – Hothead Paws』というアクションパーティーゲームも開発中で、かわいい動物キャラクターを使ったゲーム制作にこだわりがある様子。本作『Cut That Wire』は、見た目の雰囲気から人気作『Liar’s Bar』から影響を受けているものと思われるが、ミニゲームでの騙し合いに加え、人狼や爆弾解除要素を取り入れている点が特徴的である。
『Cut That Wire』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。
