『Cuphead』開発元、「大型プロジェクト」のスタッフ募集開始。次回作も“アート重視”か
デベロッパーのStudio MDHRは5月6日、シニアプログラマーの求人を告知した。「次の大きなプロジェクトの基礎」を築く人材が募集されている。

デベロッパーのStudio MDHRは5月6日、シニアプログラマーの求人を告知した。「次の大きなプロジェクトの基礎」を築く人材が募集されている。
Studio MDHRはカナダに拠点を置くインディーゲームスタジオだ。2017年に『Cuphead』をリリースし、同作はカートゥーン調のコミカルなグラフィックと高難度な2Dアクションによって高い人気を博した。2022年には待望されていたDLC「Delicious Last Course」も配信され、こちらも大好評となっている。

そんな中、Studio MDHRは「シニアプログラマー」の求人を始めた。求人ページによると、「次の大きなプロジェクトの基盤」を築く人材を求めているという。
必須スキルとしては、ゲームエンジン「Unity」での開発における高い経験値や、主要なキャラクターやボス、オブジェクトなどの挙動におけるプログラミング経験などが挙げられている。どうやら次回作も『Cuphead』と同じくUnityで作られるようだ。
また、「アーティストとの緊密な連携」スキルが求められている点も注目したい。開発中にアートの実装に携わることのできる能力が必須スキルとして求められている。『Cuphead』では手描きのカートゥーン調のグラフィックが持ち味であったが、次回作でも特徴的なグラフィックが期待できそうだ。
このほか現在のStudio MDHRはリモートワークのチームであると伝えられている。厳格なヒエラルキーはなく、開発初期から終盤まで、主要な部分の開発を担えるようだ。シニアプログラマーとして、重要なポストを募集している様子。日本からも応募は可能なようだが、求人ページによると「チーム間の緊密なコミュニケーションのため」、カナダやアメリカからの応募者を優先しているそうだ。
なお求人を告知したStudio MDHRの公式Xアカウントのポストは早くも注目を浴びており、大ヒット作『Cuphead』の続編を期待するリプライが数多く投稿されている。今後新たなメンバーを迎えて、Studio MDHRではどのような新作が開発されていくのだろうか。続報を待ちたい。