高難度カエルアクション『Croak』発表。『Cuphead』元スタッフが携わる、長い舌を伸ばして呪われた王国冒険ゲーム

WoodRunner Gamesは8月22日、アクションゲーム『Croak』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。

デベロッパーのWoodRunner Gamesは8月22日、アクションゲーム『Croak』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。

本作は、カエルの王子を主人公とする2Dアクションゲームだ。かつて偉大だった王国では、呪いがかけられたことで住民たちが動物に変えられ、王子はカエルになってしまう。そこで王子は、呪いの起源を解明し王国を救うべく冒険する。


『Croak』の舞台となる王国の最深部には、沼地や幽霊の出る鉱山、雪山の連峰など多彩な環境のステージが存在。それぞれのエリアに、ゲームプレイ上の特色があるという。カエルの王子となったプレイヤーは、そうしたステージを進み敵やボスと戦いながら、呪われた城にたどり着くことを目指す。

公開されたトレイラーからは、道中では敵とのバトルよりも、入念にデザインされたステージ環境を突破していく、高難度のプラットフォームアクションがメインとなることがうかがえる。ステージ内には、呪いによって発生したという危険なツタがあちこちに配置。敵を踏みつけてジャンプしたり、壁を蹴ったりといったアクションのほか、周囲のギミックを活用して進んでいくことになるようだ。隠しエリアや、アイテム収集要素も用意される。

カエルの王子には、長い舌を伸ばす特徴的なアクションがあり、壁に舌をくっつけると、身体を引き寄せて横方向に移動可能。いわゆる空中ダッシュのような格好となり、タイミングよく舌を伸ばす繊細な操作で難所を越えていくことが求められる。舌はボス戦においても活躍し、身体を引き寄せる際の勢いを使って攻撃するかたちとなる模様である。


本作の開発元WoodRunner Gamesは、カナダ・モントリオールに拠点を置くインディースタジオだ。デビュー作となる本作『Croak』では、独特の世界観が表現されたアニメ調ビジュアルが特徴的。同スタジオには、『Cuphead』やアニメ「リック・アンド・モーティ」のアートやアニメーションに携わったスタッフが在籍しており、そうした経験が本作のビジュアルにも活かされているようだ。トレイラーの中盤でカエルの王子が、顔のあるティーカップの風呂に入っているシーンは、『Cuphead』のオマージュかもしれない。

『Croak』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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