ギター型コントローラー「CRKD Gibson Les Paul Guitar Controller」発表。ギブソンとコラボ、『Guitar Hero』の元スタッフが開発に携わる

CRKDは2月28日、『CRKD Gibson Les Paul Guitar Controller」を発表した。ギブソン・レスポールを再現したギター型コントローラーで、『Fortnite Festival』や『Clone Hero』などのプレイに利用できる。

海外ゲーム周辺機器メーカーのCRKDは2月28日、ギター型コントローラー「CRKD Gibson Les Paul Guitar Controller」を発表した。価格は、PC/Nintendo Switch/PS3などに対応するモデルが2万2100円、PC/Xbox Series X|S/Xbox Oneなどに対応するモデルが2万3900円で、6月下旬に出荷予定。

本製品は、リズムゲームをプレイする際に使用できるギター型コントローラーだ。『Fortnite Festival』や『YARG』『Clone Hero』、またPS3対応モデルでは『Guitar Hero』『Rock Band』シリーズなどにも利用可能。互換性により、PS4版『Rock Band 4』をPS5/PS4でプレイする際にも使えるそうだ。


「CRKD Gibson Les Paul Guitar Controller」は、楽器メーカーのGibsonとコラボしたギター型コントローラーで、同社を代表するギター・レスポールを再現した筐体デザインが採用。有線・無線接続に両対応し、有線接続用のUSBケーブルおよび無線接続用の2.4GHzドングルが付属する。

コントローラーとしての基本的な仕様は、かつて『Guitar Hero』シリーズに同梱されたものなどを踏襲。一方で、右手で弾くストラムバーにホールセンサーやハプティックフィードバックを採用したり、フレットボタンに最新のメカニカルスイッチを搭載したりと、現代の技術が取り入れられている。

ギターのボリュームノブにあたる部分はロータリー式のプリセットスイッチになっており、ゲームごとに設定を切り替えるために使用可能。また、ピックアップ切り替えスイッチにあたる部分は、方向によりコントローラーの各ボタンやトリガーなどを入力できるアナログスティックである。十字キーにあたる機能はヘッド裏に配置されている。

このほか、ネック部分は取り外し可能。昔ながらのメンブレンスイッチが搭載された別売りのネックと交換することができる。なお本製品は、このメンブレンスイッチ搭載ネックなどが採用された「Encore Edition」も販売され、PC/Nintendo Switch/PS3などに対応するモデルが2万300円、PC/Xbox Series X|S/Xbox Oneなどに対応するモデルが2万2100円と、少し価格が安く設定されている。

ギター型コントローラーというと、かつてはさまざまな対応ゲームと共に一般的な存在であったが、そうしたゲームのリリースが途絶えたことで新製品も見られなくなった。ただ、同ジャンルのリズムゲームには根強いファンがおり、近年になって先述した『YARG』や『Clone Hero』が開発され、そして2023年には『フォートナイト』内でプレイできるリズムゲーム『Fortnite Festival』が登場。同作は、『Rock Band』シリーズなどを手がけたHarmonixが開発を担当している。

こうした近年の動きを受けて、いくつかの周辺機器メーカーから新たなギター型コントローラーが発売され、今回CRKDもそれに続いた格好だ。ちなみに本製品の開発には、『Guitar Hero』シリーズなどを手がけたRedOctaneの元スタッフが携わっているとのこと。

「CRKD Gibson Les Paul Guitar Controller」は、CRKD公式ストアにて現在予約受付中。製品の詳細などは公式サイトを確認してほしい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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