野生モンスターを癒すアクションゲーム『Creatures of Ava』8月7日配信へ。不思議な異星を冒険し、感染症に苦しむ動物や住民たちを救う

11 bit studiosは6月19日、『Creatures of Ava』を8月7日に配信すると発表した。異星にて野生動物たちを癒す、アクション・アドベンチャーゲームだ。

パブリッシャーの11 bit studiosは6月19日、Inverge Games/Chibigが手がけるアクション・アドベンチャーゲーム『Creatures of Ava』を8月7日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store/GOG.com)/Xbox Series X|Sで、Xbox/PC Game Pass向けにも提供予定。ゲーム内は日本語表示に対応する。

本作は、豊かな生態系のある惑星を探索する作品だ。さまざまな生き物とのバトルのようなアクション要素があるものの、攻撃して倒すのではなく、逆に癒してなだめることが特徴となる。


『Creatures of Ava』の舞台となる惑星アヴァでは、枯れ病と呼ばれる命を奪う感染症が住民を脅かしており、生息する野生動物にも影響を与えている。この異星を訪れた主人公の自然冒険家ヴィックは、彼らを救うため、また枯れ病の真実を求めて、住民たちと交流しながら冒険することとなる。

惑星アヴァは、カラフルなジャングルから神秘的な沼地まで、さまざまな環境のエリアが存在するオープンな環境となっており、古代遺跡のような場所も点在。プレイヤーは、最初に訪れる遺跡にてナフィタルと呼ばれる杖を入手し、その能力を使って探索を進める。ナフィタルには枯れ病を浄化する力があり、たとえば道を塞ぐ枯れた植物を除去することが可能だ。また、遺跡にてセージストーンという石碑を発見すると、ナフィタルに新たな能力が追加されていく。

 


各地にはさまざまな野生動物が生息しており、なかには枯れ病の影響で凶暴化したものもいる。そうした動物も、ナフィタルによって浄化可能。ナフィタルを動物に向かって使用すると光の筋で両者がつながり、そのまま維持して表示されたゲージをゼロにすれば浄化される。光の筋に複数の動物を数珠繋ぎにして、まとめて浄化することも可能だ。ただし、その間にも動物は襲ってくるため、上手くかわしながらおこなわなければならない。

ゲームを進めるなかでは、住民から楽器のフルートを授かることとなり、これを使えば動物たちを手懐けられる。フルートは自由に音階を演奏でき、歌っている動物を見つけた際に、その歌をなぞるように演奏すれば懐いてくれるという仕組みだ。20種類以上の動物を手懐けられるとのこと。

枯れ病に苦しむ惑星アヴァの問題を解決するには、住民たちと協力するほか、動物の力も借りることとなる。フルートを使用すると、手懐けた動物を操作して固有の能力を利用できるのだ。特定の障害物を排除する際などに役立つ。またスキルツリー形式にて、ヴィックの能力や装備のアップグレードなどをおこなえる要素も存在する。


このほか、ヴィックはカメラを所持しており、いつでも写真を撮ることが可能。また、野生動物に警戒されないようにして近づきカメラで撮ると、その動物の詳しい情報が記録される。そうした情報を集めることは、本作の目標のひとつ。凶暴化した動物の写真を撮ったり、手懐けて撫でたり、特定の場所へ救出したりといった目標も用意されている。

『Creatures of Ava』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store/GOG.com)/Xbox Series X|S向けに8月7日配信予定。Xbox/PC Game Pass向けにも提供される。また、Steam/Microsoft Storeでは、PC向け体験版が現在配信中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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