リラックス島農業ゲーム『Tiny Isle』Steam向けに発表。徐々に大きくなる島で農業や釣り、そしていろんな変化を楽しむスローライフ
デベロッパーのEtherous Gamesは11月11日、小さな島を発展させていくシミュレーションゲーム『Tiny Isle』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Tiny Isle』は、孤島の限られた領土で作物を栽培しつつ、領土を徐々に拡大していくシミュレーションゲームだ。リラックスして遊べる作風(cozy simulation game)になるという。本作をスタートしてすぐは島が小さく、更には中央に大きな池があることもあって、作物の栽培に使えるタイルはおよそ25タイル分程度しかないようだ。しかし収穫を繰り返し、タスクをこなしていくことで徐々に島自体が大きくなっていき、より多くの種類の作物を広い範囲で栽培できるようになる。
本作では、作物の栽培によって獲得できるクリスタルというリソースを用いて新たなアイテムをアンロックし、栽培できる作物を増やしていくこととなる。作物は、組み合わせ次第でリソースの生産効率が変化するため、どこにどのような作物を植えるかを工夫して最適化するための生産戦略を練る必要がありそうだ。更に、島には多様で多機能な建造物を設置し、賑やかな街のような景観を形作ることもできる。
また、本作の島にはスプライトコンパニオンと呼ばれる友好的な妖精たちが住んでいる。妖精は、島で遊んだり食べたり歩き回ったりして、気ままに過ごしているようだ。作物も妖精たちも、カラフルでポップな見た目をしており、島に活気を与えてくれるとのこと。他にも、釣りのシステムがあるようで、作物の成長を待つ間魚釣りを楽しむこともできそうだ。島には、固有の能力を持つ訪問者がランダムに訪れることもあり、こういったNPCとの交流によっても特別なイベントが発生するとのこと。更に、天候や時間帯なども変化する仕組みであるため、穏やかでありながらも緩やかで確かな変化を楽しめるシミュレーションゲームとなっているようだ。
本作のデベロッパーであるEtherous Gamesは中国に拠点を置くゲーム開発スタジオだ。これまでは『Galaxy Frontier』などのモバイルゲーム開発を主に行っていたが、現在は本作『Tiny Isle』や、農場シミュレーションRPG『Dragon Song Tavern: Cozy & Adventurous』などPC(Steam)向けのゲーム開発に取り組んでいる。
『Tiny Isle』はPC(Steam)向けにリリース予定。