最大3人プレイ対応・リスなりきり生活クラフト『Squirreled Away』3月29日発売へ。自然あふれる公園で、のんびり自由に建築&探索
Amplifier Studiosは3月14日、『Squirreled Away』を日本時間3月29日にリリースすると発表した。リスの視点で描かれる、最大3人協力プレイ対応のサバイバルクラフトゲームだ。

Amplifier Studiosは3月14日、Far Seasの手がけるサバイバルゲーム『Squirreled Away』を日本時間3月29日にリリースすると発表した。対応機種はPC(Steam)で、発売時には日本語表示にも対応予定。2月11日からはデモ版が配信されている。
『Squirreled Away』は、リスの視点で描かれるサバイバルクラフトゲームだ。ソロプレイのほか、最大3人でのオンライン協力プレイに対応。本作では、都会の公園で暮らすリスとなり、木々をよじ登ったり飛び移ったりしながら探索し、仲間を助けたり、素材を集めてツリーハウスを建築したりといった生活を体験できる。デモ版はソロプレイのみだが、セーブデータは製品版に引き継ぐことが可能だ。
本作の舞台は、緑豊かな都会の公園。プレイヤーは一匹のリスとして、公園内を自由に駆け回りながらサバイバル生活を送ることになる。公園にはほかのリスやカモメ、カメといった多彩な住人が存在し、彼らの困りごとを解決することで、さらなる冒険が広がる仕組みだ。公園内には小屋のような場所も存在し、恐ろしい番犬が縄張りを守っているエリアもあるようだ。そうした環境のなかで、発見と喜びに満ちたリスの生活が描かれる。
本作の特徴のひとつは、小柄で俊敏なリスならではのアクションだ。草原を走り回るだけでなく、木を自在に駆け登ることが可能。逆さまになっても移動を続けられるほか、高所からの安全な着地もできるため、重力にとらわれない自由な行動を楽しめる。また、トレイラーでは背中に取り付けた翼でムササビのように滑空する姿も確認でき、ゲームの進行によってさらなる移動手段が解放される可能性がある。

本作のゲームプレイの基本は、素材を集めて道具をクラフトしながら探索を進めるスタイルだ。新たに発見した素材は、公園内に点在するリスポーン地点「Sanctuary」で“瞑想”することで利用可能になり、クラフトレシピが開放される仕組みとなっている。サバイバルゲームながら戦闘要素はなく、喉の渇きといった要素も存在しない。穏やかなBGMのなか、木漏れ日が差し込む公園を自由に探索できる、のんびりとしたゲームプレイが特徴だ。

また、集めた素材を使って「ツリーハウス」を建設することも可能。木のふもとだけでなく、木の枝から突き出すような形で空中に建てることもできる。シンプルな巣のようなものから、明かりの灯る小さな家のようなものまで、多彩なデザインが楽しめる。子どもの頃に思い描いたような「木の上の家」を実現できる点も、本作の魅力のひとつだ。
さらに本作は最大3人までのオンラインマルチプレイが可能。本作のトレイラーでは、ほかのリスと一緒にのんびり釣りをする様子も確認できる。仲間と一緒に公園を探検しながら、自分たちだけのコミュニティを築くことが可能だ。

本作は2月11日にデモ版が配信開始。デモ版はソロプレイのみながら、序盤の探索やクラフト、建築といった要素が体験できる。デモ版のSteamユーザーレビューは本稿執筆時点で115件と母数は少ないながらも、95%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。主に快適な移動アクションや、かわいらしいビジュアル、穏やかなサバイバル要素が評価されている。序盤のみが遊べるデモ版の評価とはいえ、製品版の完成度にも期待が高まる評価となっている。

開発を手がけるFar Seasは、スウェーデン・ストックホルムに拠点を置くデベロッパーだ。本作が同スタジオのデビュー作となる。リス視点のユニークなサバイバルゲームに興味がある人は、正式リリース前にデモ版で本作の魅力を体験してみるのもいいだろう。
『Squirreled Away』はPC(Steam)向けに日本時間3月29日に配信予定。なお、発売時には日本語表示に対応予定だ。